聴覚に障害がある人にとって、Skypeで誰かと話をしたり、グループ通話に参加したりするのは難しいことかもしれません。
Microsoftは先ごろ、その困難を少し緩和してくれる機能を発表しました。字幕を表示する機能です。
この機能は、音声通話やビデオ通話にリアルタイムで字幕をつけるもので、相手の話が聞こえにくい人が、話の内容を理解しやすくするためのものです。
20カ国語に対応し、リアルタイムで翻訳もしてくれるので、会話の相手があなたの言語を話さなくても問題ありません。

オンにすると、通話中に話していることが字幕になって流れます。字幕にはAIが使われています。完璧とは言えませんが、何もないよりは格段に便利です。
この機能をオンにするには2つの方法があります。
1回の通話だけに使う場合

今話している通話だけに字幕が必要な場合、通話中に「+」ボタンを押し、メニューから「字幕をオンにします」をオンにすれば切り替えられます。
常に字幕を表示する場合

デフォルトで字幕をオンにしたい場合は、自分のプロフィール画像をクリックし、「設定」を選択します。
そして「通話」から「字幕を呼び出す」を選び、「すべての音声およびビデオ通話の字幕を表示します」をオンにします。
リアルタイムの字幕は、Android(6.0+)、iPhone、iPad、Linux、Mac、WindowsのSkype(バージョン8)と、Skype for Windows 10(バージョン14)で利用可能です。
この機能は、徐々に提供されていますから、バージョン8のSkypeを持っているのに使えない場合は、2~3日待ってからまた試してみてください。
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Image: Skype, Pexels, dotshock/Shutterstock.com
Source: Skype
Emily Price - Lifehacker US[原文]