本格的な寒さが到来しました(南カリフォルニアのような温暖な土地は別として、この時期は一般的に寒くなる地域の話です)。

大幅に気温が下がった地域に住んでいると、身体を温かく保つことは重要です。

寒い屋外から戻ってきた時やラジエーターが壊れた時、あるいは、暖房機の温度でもう家族と喧嘩したくないなら......身体を手っ取り早く温めたいものです。

暖房器具のそばに身を寄せるのはもちろんのこと、すぐに暖かさを感じるための実用的な解決方法と心理トリックをご紹介します。

1. 正しく重ね着する

当たり前のことかもしれませんが、熱を逃がさず内側も外側も暖かい状態を保つには、上手に重ね着することです。

重ね着の基本は、身体に一番近いところにぴったりしたシャツを着て、その上にゆったりしたものを着ることです。

綿は雪や汗で濡れると乾きにくく濡れたままになるので、特に雪山に出かける時は、肌に接する衣類は綿のものは避けてください

その上には、天然の断熱材といえるウールのものを着用しましょう。重ね着について、さらに詳しい情報はこちらの記事をチェックしてみてください。

2. 寝具を正しい順番でかける

毛布や布団の重ね方にも正しいやり方がありますMental Flossは、まず、フランネルのシーツを敷き、その上に、一番ふかふかの布団をかけ(直感的には変な順番ですが)、その上に薄くて密度の高い毛布をかけて、対流熱を失わないようにすることを提案しています。

また、ニットやかぎ針編みの素材は、上に重ねるのではなく、下に重ねることをおすすめします。ニット素材にはエアポケットがあり、暖かい空気を閉じ込めて、ベッドの中にそのまま保つことができます。

3. 手足を温かく保つ

人間の身体は内臓を温かくてしておくことを優先しており、手足は文字どおり寒さにさらされています。手足を保護するために、手袋や靴下を1、2枚足しましょう

手袋をしたくない場合は、お気に入りの温かい飲み物を入れたマグカップを両手で持ったり、ハンドウォーマーを使うのも一案です。

4. 自家製のハンドウォーマーをつくる

手を暖かく快適に保つには、即席ハンドウォーマーを自分でつくることをおすすめします。昔ながらの融氷剤を使う方法なら、ジップロックを大小1枚ずつ、水、そしてホームセンターで売っている塩化カルシウムの融氷剤を用意するだけでOKです。

つくり方は次の通りです。

  1. 大きいジップロックに融氷剤を4分の1ほど入れる。
  2. 小さいジップロックに水を半分ほど入れて密封する。
  3. 2でつくったものを大きいジップロックの中に入れて余分な空気を絞り出して密封する。

PopSciによると、20分から1時間の間に温熱反応が起こるはずです(どのくらいの時間かは、使用する融氷剤の量によって異なります)。

ホームセンターで融氷剤を購入できない場合は、こちらの方法を試してみましょう。用意するものは、重曹とホワイトビネガー、そしてコンロにかける鍋だけです。

5. 脇の下に手を入れる

脇の下はDIYのハンドウォーマーの元祖です。脇の下に手を差し込んで、体を抱きしめるようにすれば、すぐに寒さが多少和らぎます。

6. 心(と呼吸)をハックする

誰でもチベットの僧侶のように瞑想の偉業をすぐに達成できるとは言いません(なにしろ、心と呼吸法で体温を手動で上げられる人たちですから)。

しかし、この研究で、「花瓶呼吸」と呼ばれる呼吸法を行なうと、体内の熱を集めやすくなることが明らかになりました。やり方は次の通りです。

  1. 深く息を吸う。
  2. そのまま息を数秒止める。
  3. (下半身が花瓶の形になるように)骨盤と腹筋の両方を収縮させる。

呼吸法に加えて、視覚化のテクニックも効果的です。

太陽の光が降り注ぐビーチで日焼けしている自分の姿を思い浮かべたり、体内の炎が自分を内側から温めている様子を想像したりすることで、プラシーボ効果が得られると言われています

花瓶呼吸法と視覚化を組み合わせて、身体を温める効果を狙ってみましょう。

7. 温かいものを飲む

温かいコーヒーや紅茶、スープは、心を癒すだけでなく、体を温めるにも効果的です。さらに、熱いマグカップが手を、飲み物の蒸気が顔を温めてくれます。

8. お風呂に入って温まる

1日の終わりに浴びる熱いシャワーは最高ですが、本気で身体を早く温めたい時は、バスタブに入ることをおすすめします。

シャワーでも良いのですが、バスタブに入って胸までお湯につかるようにすると、体温がもっと上昇しやすいことがわかっています

9. ジャンピングジャックをする

ジャンピングジャックがエクササイズをする前の「ウォーミングアップ」と呼ばれる理由があります。

本気で運動する前に、ダイナミックなストレッチや軽い体操が実際に役立つかどうかは別にして、身体が温かく感じるには有効な戦略です。

長期的な解決策が必要なら

上記でご紹介した方法は、すぐに身体を温めたい時は便利ですが、毎日、朝から晩まで寒さを感じている場合は、もっと長期的な解決策が必要かもしれません。

こちらの記事では、暖房費を増やさずに暖かく過ごすためのヒントと、停電時の寒さ対策をご紹介しています。

Image: Shutterstock

Source: MENTAL FLOSS, POPULAR SCIENCE, OPEN CULTURE, NCBI(1, 2)