iPhoneでのアラーム設定は誰もが知っていますが、Macでアラームをセットする方法はご存じですか?

Macでアラームなんて、変な感じがするかもしれません。

たしかにMacで目覚ましをかけることはないかもしれませんが、仕事中にアラームを設定できるととても便利です。

たとえば在宅勤務中なら、オーブンのチェックをしたり、定期的に休憩を取るなどの用途が考えられます。

ところが、Macには時計専用のアプリがないため、アラーム設定は一筋縄ではいきません。そこで、Macでアラームを設定するための方法をいくつかご紹介しましょう。

1. Siriを使う

Macでアラームをセットするいちばん楽な方法が、Siriです。

前述のとおりmacOSには時計アプリがないためSiriはアラームをセットできませんが、特定の時刻にリマインダーを設定することは可能ですよ。リマインダーは設定したイベントを通知してくれるので、実質アラームとして機能します。

まず、Siriが有効になっていることを確認しましょう。Siriを有効にする方法はこちらです。

1. Macでシステム環境設定を開く

2. Siriをクリック

3. ウインドウの左側にある「Siriに頼む」にチェックを入れる

4. 確認されるので、「有効にする」を選択

5. Siriのアイコンが画面右上のメニューバーに表示される。これをクリックするか、Cmd + スペースを長押しするか、Hey Siriと言うことでSirを起動できる

6. 設定するリマインダーの目的を言う。たとえば、「お昼の12時にオーブンをオフにするようにリマインドして」

以上で、Siriがリマインダーを作成して、指定の時間にアラートを表示してくれます。これを、アラームとして活用すればいいのです。

2. リマインダーアプリを使う

Siriを使いたくなければ、リマインダーアプリから直接リマインダーをセットして、アラームにするといいでしょう。Siriに話しかける代わりに、リマインダーの名称と日付と時刻を自身で入力する必要があります。

リマインダーアプリでアラームを設定する方法はこちらです。

1. Macでリマインダーアプリを開く

2. 右上にあるプラスボタンをクリック

3. リマインダーの種類を入力し、「指定日」と「指定時刻」にチェックを入れ、日付と時刻を指定する。これで、アラームとして機能する。あるいは、場所を指定してアラートを出すことも可能

こうすることで、指定した時刻に音でのアラートとともに通知がポップアップし、リマインダーが表示されます。

3. サードパーティ製アプリを使う

リマインダーではなく専用のアプリを使いたいのであれば、サードパーティ製アプリを検討してください。

アラームやタイマーアプリは多数出ており、その多くは音声のカスタマイズも可能です。

Mac App Storeには選択肢がたくさんありますが、オススメしたいのはフリーの「Wake Up Time」です。

手早くかんたんに、Macでアラームを設定できます。また、アラームに使えるサウンドがたくさん用意されているのもうれしい点でしょう。

ほかにもたくさんの無料アプリがあるので、ぜひ好みに合ったものを見つけてください。

今後のOSアップデートに期待

このように、Macでのアラーム設定は必要以上に手間がかかります。

使用頻度はそれほど高くないものの、Appleにはぜひ専用の時計アプリを導入してもらいたいものです。

アラームだけでなく、システム上で直接世界時計を見ることができれば、必ずや仕事に役立つはずですよね。

今後のアップデートに期待しましょう。


Original Article: 3 Ways to Set an Alarm on Your Mac: It's Not as Easy as You'd Expect by MakeUseOf