Googleフォトの「思い出」は、写真集をAIに委ねる楽しい機能です。

この機能は、写真や動画をグループ化して、特定の日、特定の時期、あるいは人生のイベントを楽しく表現します。

この機能の唯一の問題は、写真の撮影日時や撮影場所を確認したいとき、「写真」アプリを離れて、ライブラリにアクセスしてその写真を探さなければならないことでした。しかし、その問題は既に解決され、過去の話になりました。

「思い出」で個別の写真の情報を確認できるようになった

Googleは、「思い出」機能をいつの間にか追加して、ユーザーが個別の写真の拡張情報をメモリー内で確認できるようにしていました。

そのため、写真の撮影日時、撮影場所、写っている人、ファイルの容量、カメラ情報(F値、シャッタースピード、使用したレンズの種類、ISOなど)がわかるようになりました。

こうした情報は、ライブラリーにある写真にアクセスすると常に表示されましたが、メモリーでは表示されませんでした。

Googleは、「思い出」が表向きにはスライドショーの体験に重点を置いていることから、こうした拡張情報に興味を持つ人は少ないと考えたのかもしれません。

ありがたいことに、その考えは変わったようです。

Googleフォトのメモリー内の写真情報を表示する方法

メモリー内の写真を見ながらこの拡張情報を確認するには、写真を上にスワイプするか、右下の3つの点をタップします。

すると、メニューが表示され、該当する場合は、上記のデータがすべて表示されます。例えば、位置情報がない写真の場合、位置情報は表示されません。

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写真に表示される情報の一部
Screenshot: Jake Peterson

これまで写真を上にスワイプすると表示されていたオプションはそのままこの新しいメニューに組み込まれています。

メニューの一番上には「日付を表示」「写真を注文」「非表示」があり(「写真を注文」をタップすると「キャンバスプリント」が表示されます)、「思い出」の設定はメニューの一番下にあります。

現時点では、「思い出」で写真情報を表示する機能は、Android限定のようです(iPhoneユーザーにはごめんなさい)。

Googleがこの新機能をいつ追加したのかは明らかになっていませんが、Android Policeによると、「写真」アプリをバージョン5.53.0.388724750に更新した頃に登場したようです。