WindowsやMacのパソコンの便利な機能のひとつが、電源を入れる時間を日毎に設定できるところです。

机に向かって、座ってパソコンが起動するのを待たずとも、コーヒーを淹れたり、ベッドで束の間の二度寝をむさぼったり、好きなことをしながら1日を始められる簡単な方法です。もちろん、出社時間ぴったりに起動させることもできます。

Macで設定する方法

バッテリーの設定画面

Macユーザーであれば設定は簡単です。

システム環境設定 > 省エネルギー」(macOS Big Surの場合は「バッテリー」)に行き、そこで「スケジュール」を開いて、システムを起動させたい時間を設定します。

Windowsで設定する方法

Windowsでこの機能を使うには、BIOSをいじらなければなりません。

また、パソコンやマザーボードのメーカーの種類もあまりにも多いので、この機能がまったく使えない可能性もあります。

私のシステムのBIOSでは、この機能は「APM(Advanced Power Management)Configuration」配下のアドバンスの設定メニューに埋もれていたので、気づいていない人もいるかもしれません。

「RTC(リアルタイムクロック)」で電源を入れることができれば、毎日(もしくは数日おきでも)特定の時間にシステムを起動できます。

電源の設定画面

BIOSがこの設定をサポートしている場合は、電源などの管理メニューの配下にこの機能があると思います。「RTC」かもしれませんし、「自動スケジュール」など別の包括的な名前の可能性もあります。

少し自分で深堀りしなければならないかもしれませんが、この機能が使えるのであれば、探してみる価値はあります。

Windows 10で自動起動できない場合にやるべきこと

Windows 10のパソコンで、BIOSを使って起動のスケジュールを設定しようとしている場合、最初に「高速スタートアップ」の機能を無効にしなければならないかもしれません。

この機能が有効だと、通常のシャットダウンではなく、システムをスリープ状態にするので、BIOSの設定で何か異常が起こる可能性があります。

ともかく「高速スタートアップ」の設定は無効にしておくことをおすすめします。パソコンが高速で、この設定を有効にしてもそこまで時間の節約にならない場合は特にです。

パソコンが時間通りに起動しない場合は、「コントロールパネル > 電源オプション > 電源ボタンの動作を選択」を開いてください。

高速スタートアップ」の設定が有効になっていたら、チェックを外しましょう。

あわせて読みたい

Windowsの「クイックアシスト」で、PCを遠隔操作する方法

Windowsの「クイックアシスト」で、PCを遠隔操作する方法

Windows 10のアップデートをできるだけ遅らせる方法

Windows 10のアップデートをできるだけ遅らせる方法


Image: Shutterstock

Source: Apple

David Murphy - Lifehacker US[原文