ランナーの皆さん、走るスピードが速すぎてはいませんか。
ゆっくり走るべき理由(逆説っぽいですが)については以前取り上げましたが、要は、たくさん走ることで速く走れるようになり、ゆっくり走ることでたくさん走れるようになるということなのです。
しかし、著者がr/runningの投稿でいつも目にしているように、多くのランナーが快適で楽なペースを維持するのに苦労しているようですね。自分の走るスピードが速すぎるとわかっていても、適切なスピードまで速度を落とす方法がわからないのかもしれません。
将来もっと速く走れるようになるために、今ゆっくり走るためのヒントがいくつかあります。
ランニング用プレイリストよ、さらば
聴くとやる気が満ちあふれてくるプレイリストがありますか。そんなプレイリストはレース日のために取っておいてください。
強度の低いランニングではリラックスできる音楽を選ぶと、胸がドキドキするような速いテンポまでペースを上げようという気にはなりません。
また、ゆっくりとしたランニング中に、お気に入りのポッドキャストやオーディオブックを聞くこともあるでしょう。
恥をさらして言いますが、著者は軽いランニングにはミュージカル音楽を聴いています。ミュージカルの物語性で心が、音楽で身体が動くので自分には向いていますよ。
ただ、今年の著者のSpotify Wrappedは見ないでほしいですけど。
ランニングの仲間を見つける
自分が「軽いランニング」の最高ゾーンにいるかどうかを知るための定番の方法は、息切れせずに会話することができるかというものです。
ただし、ランナー全員がゆっくり走るペースについて同じように理解しているか確認しておきましょう。そうでなければ、著者のようなランナーにとっては、友人とのジョギングが戦闘的な競走になってしまう可能性があります。
だから、仲間を見つけて、ランニングシューズを履いて、おしゃべりしながら走りましょう。
話は、育児についての苦労話でも、真面目な会話でもOK。ただし、目的は心拍数を上げないで走ることなので、報われない愛の告白などはくれぐれもしないように。
ほかのランナーのことは忘れて自分にフォーカス
ほかのランナーがいるとついつい自分のペースを上げてしまう人は、自分のコースがあまり混んでいない時間を見つけましょう。
場所によってその時間帯は変わりますが、走る人が多い朝の時間よりも早い時間、またはランナーが少ない夜の遅い時間がいいでしょうね。暗くなってから走るときにはかならず安全対策を講じます。
このヒントは、単に運動をする方法というよりは、ランニングを内省の時間として捉え直すときに得られるメンタル面のメリットにも関係しています。
自分自身にフォーカスすることで、苦しいペースから質の高い「ミータイム(自分のための時間)」へとメンタルをシフトできますよ。ゆっくりと走り始めれば、何らかのひらめきが訪れるかも。
数値を気にしない
距離や時間、標高、消費カロリーなどを定期的に記録している人にとっては、ランニングに対する考え方を変えるのは難しいかもしれません。
直感的なランニングをしてみませんか。走っている間はすべてのペースアラートをオフにします。軽いランニングで何かを測定したいなら、心拍数にフォーカスしましょう。
まわりの景色を楽しむ
月並みな表現ですが、著者がランニングを好む理由は、走る行為そのものよりも走ることによって到達する境地なのです(身体的、心理的、精神的など、何でもいいのですが)。
ペースを上げることに集中しなければ、まわりの環境をもっと楽しむことができます。途中にウォーキングを組み込んで、写真を撮ってみましょう。
はい、スマホに、どれも同じように見える同じ木の写真が信じられない量あるのは自分でもわかっています(でも、すごくきれいな木なんですよ)。
ゆっくり走ることは、心身両面でメリットがあり続ける素晴らしいことなのです。適切なランニングを続ければ、将来、もっと長く、もっと速く走れるようになります。
Source: Reddit