Googleはまもなく、すべてのChromebookに、画面録画機能を3月のOSアップデートで提供する予定です。

この機能を使うと、アプリや外部ハードウェアに頼らず、PCの画面を録画することができます。

この録画機能が、ユーザーすべてにとって有用であるかはわかりませんが、Googleは、教育の現場、すなわち、教師がプレゼンテーションを準備したり、生徒が講義を録画するのに活用できると言っています。

具体的なリリース日は発表されていませんが、Chrome OS ベータ版に参加すれば今すぐ試すことができます。

以下に、その方法をご紹介します。

Chromebookで画面を録画する方法

  1. Chromebookで、[設定]>[Chrome OSについて]>[詳細]へ進む。
  2. [チャンネル]セクションで、チャンネルを [Beta チャンネル]に変更する。
  3. [チャンネルを変更]をクリックする。
  4. アップデートを行い、プロンプトが表示されたらChromebookを再起動する。
  5. 再起動後、Chromeを開き、chrome://flags/#screen-captureに移動する。
  6. ドロップダウンメニューから[Screen capture test(スクリーンキャプチャテスト)]を有効にして、再起動する。
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これでChrome OSの画面録画機能が使えるようになりました。使い方は:

  1. [CTRL]+[SHIFT]+[Overview]でレコーダーを開く。
  2. マウスをドラッグして、録画する画面の領域を調整する。
  3. 準備ができたら、録画ボタンを押す。すると、カウントダウンタイマーが表示される。タイマーがゼロになると、画面の録画が始まる。録画中は、タスクバーに赤い録画アイコンが表示される。
  4. 停止ボタンをクリックすると、録画が終了する。

ChromeOSベータ版に参加したくない人は、安定したチャンネルパッチを待つ間、VidyardScreencastifyなどのChromeブラウザ拡張機能をインストールしてもいいでしょう。

ただし、どちらも制限があるので、安定版が提供されたら、Chromebookの画面録画機能に切り替えることをお勧めします。

もちろん、それまでの間は十分役に立ってくれるはずです。

Vidyardは、最長1時間までの動画を、何本でも録画できる無料の拡張機能です。Screencastifyは、最長5分までの動画を録画できます。

編集も行えて、録画本数は無制限です(PCの容量が許す限り)。

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Image: Shutterstock

Source: Google, Vidyard, Screencastify

Brendan Hesse - Lifehacker US[原文