誰だって、風味豊かでパンチのきいた、保存のきく食料が大好きです。
とはいえ実際、アンチョビやトマトペーストだけでは生きていけません。
買い出しに危険が伴う現在の状況において、これから何週間、いや何カ月続くかわからない隔離生活に向けて、大量に食材を買い込んでいる人が多いと思います。
でもそれらの食材、さまざまなアレンジが必要になるはず。
つまり、オリジナル調味料を自分で作ろうという、クリエイティブな心が必要です。
そんなあなたに、筆者いちおし調味料はチリオイルです。油、ニンニク、塩、ドライチリフレークというシンプルな材料を使って、わずか5分で作れます。
自家製チリオイルの材料
完成品を味見してびっくり、これまで買わなかったことを後悔するでしょう。いえ、おいしすぎて、過去を後悔する余裕などないかもしれません。
そんなチリオイルに必要な材料、器具はこちら。
- 1リットル以上の耐熱容器
- ドライチリフレーク:大さじ2~4
- ニンニク:2~4片(みじん切りまたは薄切り)
- 食塩:小さじ1/2~
- うま味調味料:1~2つまみ(あれば)
- ドライスパイスいろいろ:大さじ2~
- サラダ油:240cc
分量があいまいだなと思ったあなた、そこがポイントなんです。油とチリフレーク以外は、すべて変更可能です。もっというと、それら2つの主要材料の配合さえ、実はそんなに大した問題ではありません。
舌が焼けるような辛さが好きならチリフレークを増やし、そうでなければ減らしてください。
その他の材料も同様、お好みで増減可能です。いろいろなスパイスを加えれば奥行きのある味わいを楽しめますし、レッドペッパーとニンニクだけのシンプルな味もまた完璧です。
自家製チリオイルの作り方
正解はないので、心の赴くままに混ぜていきましょう。
まず、チリフレーク、ニンニク、塩、あればうま味調味料を耐熱容器に入れます。このあとの工程で熱い油を入れると一気に泡立つので、できるだけ大きい容器を使ってください。
材料を混ぜる
下の写真では、韓国唐辛子(コチュカル)1/4カップ、ニンニクみじん切り 4片、食塩 小さじ1/2、うま味調味料 ひとつまみを、1リットルのパイレックスに入れています。

スパイスをフライパンに
これからアツアツの油を注ぐので、テーブルを保護するために鍋敷きを用意してください。 次に、スパイス類を集めます。
今回は、八角、花椒、カルダモン、赤唐辛子、クミンシード、シナモンスティック1本を選びました(シナモンスティックは半分に折っておくと完成後の保管に便利です)。


スパイスをフライパンに入れ、油を入れずに中火にかけます。1~2分、軽く煙が出るまで炒ったら、チリフレークやニンニクの入った耐熱容器に加えます。
次に、フライパンにサラダ油を入れて、中火で温めます。これも、煙が出始めたら火を止め、十分に注意しながら耐熱容器に注ぎ、軽く混ぜてください。
冷めたら容器に移す
完全に冷めたら、保存用の密閉容器に移します。
冷めたその瞬間から何かにかけても美味しいですが、日が経つほど風味が増しますよ。



スクランブルエッグやごはんにも

このチリソース、本当に万能で、筆者は合わないものに出会ったことがありません。実際、白いごはんと蒸した豆腐にかけるだけで、中毒になるほどおいしい。
スクランブルエッグ(特にコーンスターチ入りのやつ)にもぴったりですよ。
今日なんか、冷凍しておいた餃子を温めて、チリソースをかけて食べたらもうこれ以上ないほど私好みの味でした。きっとあなたも気に入ってくれると思います。
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Image: A.A. Newton
A.A. Newton - Lifehacker US[原文]