私は、チーズフライ(フライドポテトにチーズソースをかけたもの)が大好きです。さらに好みを言えば、チーズが糸を引くようなタイプよりも、なめらかでクリーミーなソースが一推しです。
シェイクシャックの味を自宅で?
ハンバーガーチェーン「シェイクシャック」のチーズソースは絶品なのですが、めったに食べる機会がありません。というのも、私はいまオレゴン州に住んでいて、近所にシェイクシャックの店舗が(いまのところ)ないからです。
それに残念ながら、いまは家から出られる状況にない、という事情もあります。
ほかにも、シェイクシャックに怒りを覚え、もう店には行かないと決めている人たちもいます。
つまり同社が、大企業でありながら、中小企業の給与支払い支援を目的に作られた米連邦政府の「給与保証プログラム(PPP)」から1000万ドル(約10億7710万円)の融資を受け、問題になったあとも迅速に返還しなかったことに怒っているから。
とにかく、各人がそれぞれの理由で、いまはシェイクシャックの店舗に行くことを控えています。
とはいえ、家でシェイクシャック名物のチーズソースを楽しむ方法はあります。シェイクシャック公式のツイッターアカウントが、特製チーズソースの作り方を動画で紹介してくれているからです。
このレシピの良い点は、このソースが最高に美味しいこと!
上にある動画は、チーズソースの作り方を丁寧に教えてくれていますが、文字で読むほうがわかりやすいという人のために、レシピを以下に書き起こしたので参照してください。
シェイクシャック自慢のチーズソースの作り方・レシピ
材料:(ソース約900g分の分量)
- キャノーラ油あるいは植物油:大さじ1
- 薄切りにしたタマネギ:1カップ弱(小さなタマネギなら2分の1個分)
- 粒コショウ:大さじ2
- 生のハラペーニョ:薄い輪切り6枚
- 塩:大さじ1/2(オリジナルのレシピでは大さじ1/2となっています。でも私がこのレシピの半量で作った時、塩をレシピの半分の大さじ1/4にしたらかなり塩味がきついソースになりました。ですので、塩の量はお好みで加減してください)
- 白ワイン:大さじ2
- 白ワインビネガー:大さじ2
- ホイップ用生クリーム:480cc
- アメリカンチーズ:2.4カップ(私は「Velveeta」ブランドのチーズを使いました)
- 細切りのチェダーチーズ:2.4カップ
作り方
- 中くらいのサイズの鍋に分量の油を入れ、中火にかけます。
- ここに、薄切りにしたタマネギとハラペーニョ、粒コショウを入れ、タマネギが完全にしんなりするまで炒めます(私はタマネギの縁が茶色くなるまで炒めましたが、上の動画では、そこまでするようにとの指示はありません)。
- さらに白ワインとワインビネガーを加えたら、鍋についた旨味成分をこそげ取ってから、粘りが出て水分がほとんどなくなるまで煮詰めます。
- 生クリームを加え、鍋をコンロから下ろしてフタをし、30分間放置します。こうすると、クリームにスパイスや野菜の風味が移ります。
- 30分経ったら、鍋の中身を濾して固形物を取り除きます。それからクリームだけを鍋に戻し、弱めの中火で鍋の縁のあたりからふつふつと泡が出てくるまで温めます。
- ここにお好みのチーズを加え、とろりとしたソースになるまで加熱し、かき混ぜると完成です。
波形カットのフライドポテトやハンバーガーにかけていただきましょう。あるいは、ブロッコリーなどの野菜につけても美味しそうですね。
アレンジするには?
でも、何より素晴らしいと思うのは、アレンジが可能な点です。
オリジナルのレシピでは、最初に薄切りにしたタマネギとハラペーニョ、粒コショウを油で炒めています。
でも、ここにニンニクや赤トウガラシ、あるいはキャラウェイシードなど、お好みの薬味やスパイスを加えれば、簡単にアレンジできます。
さらに、次の工程では白ワインビネガーと白ワインを入れることになっていますが、これを、たとえばシャンパンビネガーやシェリー酒で置き換えてもよいでしょう。
最後に入れるチーズについても、半分の種類を変えるくらいの冒険は可能です。でも、なめらかで硬くなりにくいソースがお好みなら、オリジナルのレシピに従って、アメリカンチーズを入れるのをおすすめします。
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Image: Claire Lower
Claire Lower - Lifehacker US[原文]