最近は、会議がオンラインで行なわれることが多くなりました。リモートワークによって新しい世界が広がった一方で、新たな問題も生じています。

たとえば、画面上でもっと自信があるように見えるにはどうしたらいいのかと悩んでいるZoom初心者の人たちが、最近たくさんいます。

幸いなことに、それは決して不可能なことではありません。ここでは、Zoom会議でもっと自信を持って見えるようにする方法として考えられるものをすべてご紹介します。

1.良好な照明を用意する

Image: MakeUseOf
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Zoom会議で自信を持っているように見せるためにできる最も簡単なことの1つは、照明にお金をかけることです。

ボックスライト、リングライト、卓上ライトなど、何を使うにしても、明るさはオンライン会議で自信を持って見えるかどうかに影響します。

外部光源があると、目の疲れを和らげる良い方法になるだけでなく、より爽やかに見え、大勢の参加者の中でも見た目を際立たせてくれます。

照明を購入する以外にも、Zoomの機能を利用して照明を若干改善する方法をご紹介します。

MacでZoomの低照度機能を調整する方法

Image: MakeUseOf
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薄暗い場所でリモートワークをしている場合、Zoomの「低照度」機能を使って照明を改善することができます。方法は以下の通りです。

1. デスクトップのZoomアプリを開きます。またはzoom.usにアクセスします。

2. 「設定」を選択します。

3. 「ビデオ」をクリックします。

4. 「低照度に対して調整」にチェックを入れます。

WindowsでZoomの低照度機能を調整する方法

Windowsユーザーの場合も、「低照度機能」を調整してZoomの照明を改善することができます。行なうには以下の手順に従ってください。

1. デスクトップのZoomアプリを開きます。

2. 画面の右上にある歯車のアイコンをクリックします。

3. 「ビデオ」をクリックします。

4. 「低照度に対して調整」にチェックを入れます。

最後に、照明の色も、会議で伝えたい雰囲気を改善するのに役立ってくれるでしょう。たとえば、暖色系の白色光を使うと、表情がより穏やかに見え、相手にさらに心地よく感じてもらえます。

一方、オフィスの照明のような寒色系の白色光だと、真剣でビジネスに取り組む準備ができていることを表すことができます。

2.外見を補正する

ほとんどの人の場合、自分の外見が気に入っている時のほうが自信を持って行動できるものです。そのためには、自分が着やすい服を着ることが大切です。疲れた表情に映らないよう化粧をしたければ、それも良いでしょう。

さらに困っている場合は、当日のプレゼンの準備でできたシミや目の隈を、Zoomを使って消すこともできます。

MacのZoomで外見を補正する方法

Image: MakeUseOf
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Macをお使いの場合、「外見を補正する」機能を有効にする方法は以下の通りです。

1. デスクトップのZoomアプリを開きます。

2. 「設定」を選択します。

3. 「ビデオ」をクリックします。

4. 「外見を補正する」にチェックを入れます。

WindowsのZoomで外見を補正する方法

Windowsユーザーの場合、Zoomアプリで外見を補正する方法は以下の通りです。

1. デスクトップのZoomアプリを開きます。

2. 画面右上にある歯車のアイコンをクリックし、Zoomの「設定」を開きます。

3. 「ビデオ」をクリックします。

4. 「外見を補正する」にチェックを入れます。

iOSおよびAndroidアプリのZoomで外見を補正する方法

Screenshot: MakeUseOf
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iOSのZoomで外見を補正するには、手順は以下の通りです。

1. iOSまたはAndroidアプリでZoomを開きます。

2. 画面の右下にある「設定」をタップします。

3. 「ミーティング」を選択します。

4. 「ビデオ」の下にある「外見を補正する」をタップします。

5. 「外見を補正する」の隣にあるボタンをオンに切り替えて確定します。

気持ちと外見がベストな状態になったら、次はそれに見合った姿勢で映るようにすることです。

3.適切な姿勢で座る

Image: MakeUseOf
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対面であろうとオンラインであろうと、会議で自信を示すためには姿勢が重要です。オンラインで行なわれる会議であっても、参加者は相手のボディランゲージや全体的な姿勢を見ることができます。

Zoom会議で自信が伝わるようにするには、腕を組んだり、うつむいたり、頬杖をついたりするのは避けましょう。可能であれば、背筋を伸ばして座り、胸を開きましょう。

さらに相手を引きつけたい場合は、自分の主張を訴える際に手で身振りを加えるのもいいでしょう。

適切な姿勢で座ると、腰痛の防止になるだけでなく、声も出しやすくなります。

4. マイクの品質と設定を改善する

ビデオで声がよく聞こえないと、その人の話を真剣に聞くことが難しくなる場合があります。これについては、マイクが正しく聞こえない理由は複数あります。

Image: MakeUseOf
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注意点をいくつか挙げると以下の通りです。

  • 調節が間違っている(小さすぎる、または大きすぎる)。
  • マイクの品質が悪い。
  • 背景のノイズや雑音が多い。

マイクの品質が悪いという問題を解決するには、できることがいくつもあります。

良い外付けマイクやヘッドセットにお金をかける他に、在宅勤務の仕事場の音響を改善するのもいいでしょう。

また、安物の配線や電子機器の配置の仕方、マイクと機器の接続が原因で雑音が発生している可能性もあります。

確信が持てない場合は、Zoom会議のシミュレーションを体系的に行なってみるのが一番です。

そのためには、声の大きさや雑音など、どのように聞こえるかを友人に聞いてもらうようお願いましょう。そうすれば、スクリーンの向こう側で声を聞いている人から実際のフィードバックを得ることができます。

そのうえで、Zoomで最高のオーディオ品質を得られるようゆっくりと取り組んでいくことができます。

5.カメラとアイコンタクトをとる

実際の会話では、アイコンタクトは会話に引き込む鍵となります。しかし、それを再現するのは、特にカメラでは難しいものです。多くの人は、ビデオ通話の間は話し相手の顔を見ています。

Image: MakeUseOf
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残念ながら、それではカメラでは下を向いているように映ってしまいます。

そのため、会議に参加している人と視線を合わせないようにしているように見えてしまうかもしれません。

これでは、いろいろな点でおとなしい印象に見えたり、話していても魅力的に見えなくなったりする可能性があります。

Zoom会議で相手の目を見ているかのようにするには、話しながらカメラを直接見ましょう。その際、カメラを話し相手の目に見立てると良いでしょう。

可能であれば、カメラの位置が目の高さより少し下にくるようにしましょう。アイコンタクトをとっているように感じさせることができるだけでなく、それがモニターの最適な高さで快適です。

また、話し相手の反応が見えないことが心配な場合は、画面もちらちら見るようにしましょう。

Zoom上でも、常に自信に満ちたカメラ映りを目指そう

Zoomで自信があるように見えるためには、できることが複数あります。追加機材の購入からZoomアプリの設定の調整まで、以上のようなちょっとしたことを積み重ねることで、画面上でもっと自信を持った人に見えるようにすることができるのです。

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Source: ZOOM