今年、衣服との関係が大きく変わったという人がたくさんいると思います。
ほんの数カ月前までは、職場に行ったり、友達に会ったり、その他さまざまな活動をするために、「衣装」を身にまとっていました。
今、私たちが衣服について悩むとすれば、今日はいつものソフトパンツにするか、ドレッシーなソフトパンツにするか、それともパジャマのままで過ごすか…の選択になっています。
とはいえ、パンデミックが去った後のために新しい服やアクセサリーを買っておきたいと思う人もいるかもしれません。しかし、それはどの季節でしょうか?
ファッショントレンドはどうなっている?
かつてのような世の中に戻っている?
それは誰にもわかりません!
いずれにせよ、今はステイホームをしているのですから、その間に、洋服のラインナップをリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか。
今回は、CNNの最近の記事から、お金を使わずに今着ている洋服をリフレッシュさせる方法を紹介します。
洋服に新しい命を与える
私たちはすでに、ファストファッション文化やアンフェアな労働慣行、埋め立てられる廃棄物など、ファッション業界にたくさんの負の面があることを理解しています。
今回は、そうしたことに加担するかわりに、手持ちの服を長持ちさせ、新しい命を与える方法を、CNNのHena Sharma氏とAllyssia Alleyne氏のご厚意により、紹介したいと思います。
裁縫の基礎を学ぶ
まだ着たいのに、ボタンがとれていたり、穴があいていたり、ジッパーが壊れている服はありませんか?
裁縫の基本は、思っているほど難しくはありません。やり方を教えるチュートリアルがたくさんあります。ある程度の技術を習得すれば、大好きだった服を復活させることができます。
見せる補修
服を補修したことを知られるのが恥ずかしいという人は、補修した箇所をあえて目立たせるという方法もあります。そうすることで、着古した衣服を新しい気分で着られます。
Sharma氏とAAlleyne氏によると:
「見せる補修」とは、わざと見立たせるように、衣服の穴や破れを補修するやり方です。
日本には、穴や破れを「刺し子」と呼ばれる手法で補修することがあります。この刺し子を使って、ジーンズやセーター、ドレスなどに手作業で繊細な刺繍を施すことができます。
また両氏は「Wear, Repair, Repurpose: A Maker’s Guide to Mending and Upcycling Clothes」の著者Lily Fulop氏のInstagramをフォローすることを勧めています。
リメイクする
あまり気に入っていない服があるときは、捨ててしまう前に、何か別のものに変えられないか考えてみましょう。
もっとも、何ができるかはあなたの裁縫技術次第です。かなりの上級者でなければ、古いカーディガンを素敵なスラックスに変えるような魔法は期待できません。
とはいえ、高度な裁縫技術を持たない人にもできることはたくさんあります。
たとえば、古いシャツからヘッドバンドとフェイスマスクをつくることも可能。裁縫は一切必要ありません。
これはいわば、80〜90年代に古い服からシュシュを作っていたものの、2020年バージョンです。いろいろなやり方を解説する動画がアップされています。
以上は基本中の基本です。ほかにも、Sharma氏とAlleyne氏が、さまざまなアップサイクリングやリメイクを紹介しているAnnika Victoria氏とApril Yang氏(別名Coolirpa)のYouTube動画を勧めています。
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Image: Shutterstock
Source:CNN, Instagram, YouTube
Elizabeth Yuko - Lifehacker US[原文]