我が子をスイミングスクールに通わせるのは賢明です。でも、プールで泳ぎがうまくなったからといって、安心はできません。
泳ぎがうまい子ほど親が目を離す傾向があり、深刻な事故につながるケースが多発しています。
湖、川、海で遊ぶ時の注意点

また、屋外での水遊びには別の危険が潜んでいます。Safe Kids WorldwideとNationwideのMake Safe Happenが先日発表したレポートには、湖、川、海で遊ぶときの注意事項が記されています。
- 湖、川、海など、外での水遊びで溺れる子どもは、プールよりも多い。
- 10歳児が外での水遊び時に溺れる確率はプールで遊んでいるときの3倍。原因は、危険なドロップオフ、強い潮流、視界不良など。
- 溺死事故は女児よりも男児のほうが多い。外での水遊び時の溺死は0歳から19歳の男性が84%を占める。
最近のニュースとしては、デモインのグレイ湖、バッファローリバー州立公園、セコイア国立公園、マナワ湖、バーリントンカウンティレイクなどなど、水の事故は絶えず起きています。
親である私たちは、我が子の安全を守るためにどうしたらいいのでしょうか。小児科医のMarcee Whiteさんに、アドバイスを聞きました。
屋外とプールでは状況が違うことを教える
屋外にしかないシチュエーションがあることを教えましょう。たとえば視界、深さ、海底の凸凹、潮流、引き波などです。このような事態が想定されるため、一般的に屋外での水泳はプールでの水泳よりも困難が伴います。
5つのサバイバル術を教える
- 身長より深い水に飛び込んで浮上する方法
- 向きを変えて安全な方向に進む方歩
- 浮き方、立ち泳ぎ
- 水中で前に進みながら息継ぎをする方法
- 水から出る方法
交替で監視役を務める
監視役は、一定の時間(たとえば15分)、水遊び中の子どもたちに注意を払います。
承認されたライフジャケットを着用する
子どもの体重とアクティビティに合致したライフジャケットを使いましょう。小さい子には、頭をサポートする襟と脚の間にストラップがあるタイプを選んでください。アームヘルパーや浮き輪などの補助具は、溺死を防ぐわけではないことを知っておいてください。
遊泳可能エリアを守る
遊泳可能エリアはプロが調査して決めたエリアで、通常は危険に関する看板があり、ライフガードがいます。
基本的な水難救助スキルと心肺蘇生を学ぶ
緊急時には、自分の身を危険にさらさずに対応できることが重要です。White医師はこう言います。
基本的な水難救助スキルと心肺蘇生術を学んでおくことで、我が子の命を救えるかもしれません。
Image: Pexels, goodmoments/Shutterstock.com
Source: Safe Kids Worldwide, Make Safe Happen, Des Moines Register, ECHO, ABC 7 News, Omaha, NBC
Michelle Woo - Lifehacker US[原文]