新型コロナウイルス感染拡大を防止するために、ここのところ在宅勤務をしている人が増えています。

在宅勤務は私生活と仕事の線引きが難しいので、これを機にワークライフバランスについて真面目に考えてみましょう。

たとえば、まだ在宅勤務期間中に行う朝のルーティンを設定していないなら、朝の時間をどのように過ごすことが、子どもやペットにとって、あるいは日に2回FaceTimeを使って話す高齢の家族にとって理想的なのかを考えて計画しましょう。

自宅の中に、仕事部屋を作る

また、「家庭」と「ホームオフィス」のスペースを分けるべきときでもあります。誰もが仕事専用の部屋を持てるわけではありません。

生産性の専門家であるNicholas Bateさんは、仕事専用の部屋を確保できないときは、マスキングテープを使って仕事用のスペースを他のスペースと区別することを提案しています。

マスキングテープを床に貼って「仕事専用スペース」を確保しましょう。

90分間そのスペースの中で仕事をしたら、天気が晴れでも雨でも関係なく屋外に出て休憩です。それから、また「仕事専用スペース」に戻りましょう。

この裏技は、同じ家の中に在宅勤務をする人が複数いるときも使えます。

私としては、子どもがいる家庭でどの程度この裏技が効果を発揮するか興味があります(試してみた方は、結果を教えてください)。

「仕事中だから話しかけないで」のサインになる

原則として、自宅の中の一角をマスキングテープで仕切って仕事専用スペースにすると、「自分は今、仕事専用スペースにいる」という認識が「今は仕事を片付けるべきときだ」という認識と精神的にも物理的にも視覚的にもつながります。

また、家の中にいる人全員に「今、仕事中です。用事があるときは、次の休憩時間にお願いします」とはっきり視覚的に示すことができます。

ところで、休憩時間の過ごし方については、Bateさんのアドバイスに従うことをおすすめします。

具体的には、立ち上がり、ストレッチをして、水を飲み、家族や友人と触れ合うこと。できたら屋外に出ましょう。必要なら家の中でダンスパーティをしてください。

そして、リモートワークで片づけるべき仕事が残っているなら、「最近はここが私の仕事場です」とマスキングテープで示した仕事専用スペースに戻りましょう。

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Image: Shutterstock

Source: Nicholas Bate

Nicole Dieker – Lifehacker US[原文