長い間準備をしてきた就職活動で不採用になった場合、ひどくショックを受けると思います。

Glassdoor」によると、求人に応募した250人のうち1人しか採用されないそうです。つまり、249人は不採用になったことに対処しなければなりません。

しかし、不採用で必ずしもひどい気分になるとは限りません。

不採用になった時のために準備ができていれば、対処するのは比較的簡単です。

今回は、就職活動で不採用になった時の対処の仕方を見ていきましょう。

1. 落ち込むのをやめ、原因を明らかにする

悲しみ、落ち込む時期が過ぎたら、論理的に考えましょう。

何が原因だったのかを明らかにするのです。その仕事や求人のために一生懸命準備をしたにも関わらず、不採用になったのですから、その理由を少しでも聞かせてもらうのは当然です。

人事や求人の担当者にメールや電話をして、不採用の理由を教えてもらえないか聞いてみましょう。単刀直入に聞くようにしてください。

採用のプロセスにいくつかの段階がある場合は、各段階での自分の対応について振り返り、どの段階で採用のレベルに到達していなかったのかを考えます。

違う対応はできなかったか、自問してみてください。

すべてのフィードバックや反省材料を集め、分析したら、何が原因で不採用になったのか見極めます。あとは、その課題に取り組むだけです。

それがあれば採用されていたかもしれないスキルを身につけ、伸ばしましょう。

また、時間が許す限りオフラインのクラスを受け、そうでない場合も「Udemy」や「Coursera」や「The Great Courses」などのオンラインのクラスで、必要なスキルを身につけましょう。

2. キャリアに必要な能力や特性を伸ばす

パソコンとタブレットとノートで作業中の女性

たとえ素晴らしい仕事をしてきたとしても、不採用になることはあります。

「なんで?」と思うかもしれませんが、原因は個人的な性格のこともあれば、その仕事で必要なコミュニケーション・スキルや、能力に対する自信などが欠けていたせいかもしれません。

たとえば、人事部のマネージャーに応募した場合、共感力に欠けていたり、管理能力が低かったりすると、採用されない可能性があります。

そのような役職に応募する場合は、その仕事に不可欠な特徴を理解し、それを身につけたり、伸ばしたりする完璧な計画を立てましょう。

そのために役立ちそうなリソースをご紹介します。

3. 就職活動のやり方を改善する

長い間就職活動をしているのに、結果が思わしくない場合は、就職活動のやり方を改善できないか考えてみてください。新卒の人や、社会人になりたての人はなおさらです。

もしかしたら、あなたが探している仕事と本当にやりたい仕事がかけ離れているのかもしれません。

その仕事に対してワクワクしていない場合は、すぐにわかります。信じるかどうかはさておき、面接でテーブルの向こうに座っている面接官は、そのような気持ちや雰囲気を嗅ぎ分けます。

このような場合は、就職活動のやり方を変えましょう。

  • あらゆる仕事に応募するのではなく、契約や派遣なのか、正社員なのか、本当に働きたい雇用形態を見極める。
  • その仕事に求める給与や報酬を明確にする。
  • 役職ではなく職種で求人検索する。自分で思っている以上に、適正のある役職が多い可能性もある。
  • もっと努力する。ひとつの履歴書をすべての会社に送るのではなく、応募する求人毎に履歴書も細かく調整する。
  • 1日2時間しか就職活動をしていない場合は、もう1〜2時間増やす。

4. 個人的に受け取らない

どんなに残酷だと感じても、それは個人的なことではありません。

人間は、傷つくことは何でも悪いものだと考える傾向にあります。不採用に関しても同じです。本当に傷つき、それをネガティブに考えてしまいます。それが行き過ぎて、自分の能力を疑い始めることもあります。

だからこそ、不採用になったのは必ずしも自分が原因ではないと理解することが必要です。

たとえば、面接官が直前で考えを変えることもあれば、会社が地元の人に働いて欲しいとか、個人的な趣味や興味を共有してくれる人を探している、などということもよくあります。

このようなことは、あなた自身やあなたの仕事に対する能力とは関係がありません。

ですから、自分を責めるのはやめましょう。

現実的に自分で変えられること、改善できることだけに取り組んでください。

間違った履歴書を送ってしまったとか、その会社について事前にきちんと調べていなかった、面接に遅刻したなど、自分の失敗で不採用になった場合などです。

5. ネガティブな反応や過度な期待をしない

どんな些細なことでも自分に悪いことが起こると、誰もがネガティブになります。

この世のすべてが自分を悲惨な目に遭わせる陰謀のように思えて、そのように振る舞います。しかし、誰もが知っていると思いますが、現実はそうではありません。

ですから、「いつもこうだよ」「絶対うまくいかないよね」「なんで私なの?」というような曖昧な言葉を言わないようにしましょう。

代わりに、新しい方向性や結果を示すような言葉に言い換えましょう。例えば以下のような感じです。

  • 不採用になった明確な原因は何だったんだろう?
  • 採用された人が持っていた特性は何だったんだろう? その特性を伸ばす方法はあるだろうか? 実際、その仕事に必要な特性なのだろうか?
  • もしそうなら、そのスキルをどうすれば伸ばせるだろうか?
  • 何千という会社があるのだから、その中に自分を必要としている会社があるはずだ。もう少しがんばらなければ。

また、面接で一生懸命がんばったとしても、ただ座って結果を待っていてはいけません。

引き続き求人に応募し続けましょう。過度に期待すると、結果が期待した通りでなかった場合、危険なことになります。

ですから、期待し過ぎないことです。95%ポジティブでいつつも、結果がそうでなかった時のために5%は備えておきましょう。

6. 心の準備をする

結局のところ、それでも不採用になった現状に対処しなければなりません。

不採用に対処する一番良い方法は、心の準備をすることです。たとえ不採用になったとしても、応募すらしなかった人よりはマシだと認めましょう。

不採用になったということは、自分のコンフォート・ゾーンから出て、目標に向けて一歩踏み出しということです。

失敗したっていいのです。絶え間なく失敗を繰り返し、今では世界を牛耳っている、もしくはその人の時代となっている成功者の名前をGoogleで検索してみてください。

不採用になったからと言って、あなた自身が否定されたわけではありません。一つの会社、もしくは一人の担当者が、業界でのあなたの成功や能力を決めるわけではありません。

精神的に強くなるためのスマホの活用方法もあります。

  • SNSでポジティブな人をフォローする。
  • Happify」「Calm」「BetterHelp」などのアプリを使う。

不採用はプロセスの一部に過ぎない

結局のところ、精神的に、肉体的に、強くあることが大事です。

ストレスや困難な状況に対処する方法は人それぞれです。

ですから、しばらくは自分のやりたいようにやりつつ、参ってしまわないようにしましょう。

今回紹介した方法を使って、不採用にもうまく対処してみてください。

Original Article: How to Cope With Rejection When Starting a New Career or Job Search by MakeUseOf