スーツを着るような日常生活に戻ったら、急にアイロンが必要になるかもしれません。
しかし、アイロンでシワを伸ばそうとする前に、アイロンの底金(鉄の部分)に、洋服にシミを付ける可能性のある汚れや焦げなどがないかを確認しましょう。
また、万が一うっかりアイロンで何かを溶かしてしまった場合、すぐに対処することができます。
今回は焦げついたアイロンの掃除方法をお教えしましょう。
まずアイロンに残っている布などを取り除く
アイロンがコンセントに挿していない完全に冷えている状態かを確認して、底金に付いている洋服の布地や素材の欠片をピンセットで取り除きます。
もう一度言いますが、アイロンが熱い状態では絶対にやらないでください。
なぜかアイロンの底金に溶けたプラスチックのようなものが付いている場合は、アイロンの電源を抜いて冷やしてから、底金を下にして氷を入れたフライパンなどの上に置きます。
プラスチックが固くなったら(もう固くなっている場合は氷の上に載せなくてもいいです)、プラスチックのナイフなどで、アイロンに付いたプラスチックをこそぎ落とします。
他に何も残さないように、最後に湿らせた布で底金を拭きましょう。
鎮痛剤でアイロンを掃除する(マジです)
焦げついたアイロン掃除の一風変わった効果的な方法として、アセトアミノフェン(鎮痛剤)の錠剤で掃除する方法があります。
アイロンは熱くてコンセントを抜いた状態がいいので、焦げ付きが古い場合は一度アイロンをあたためます。
それから、手を火傷しないように気をつけつつ、焦げついたところをアセトアミノフェンの錠剤でやさしくこすります。鍋つかみやオーブン・ミットなどを装着するとさらに安全です。
それから、こすった場所を湿らせた布で拭きます。これを焦げ付きがなくなるまで繰り返します。
アイロンを掃除するその他の方法
手元にアセトアミノフェンがない場合は、他にもアイロンの焦げ付きを落とす方法がいくつかあります。
1. 重曹:
重曹と水を2対1の割合で混ぜたペーストは、アイロンの底金の掃除に効果的です。ただし、アイロンの底金の蒸気の穴に重曹が入らないように気をつけましょう。
水の代わりに、ライムジュースや酢を使ってもいいです。
2. 酢か過酸化水素:
酢か過酸化水素に布を浸して、その浸した布の上にアイロンを置きます(底金が接するように)。最低30分はそのままにして、それから底金を拭きます。
3. マニキュアの除光液:
マニキュアの除光液にコットンを浸して、それでアイロンの底金が温かいうちに気をつけながら拭きます。
4. 洗濯用洗剤か食器用洗剤:
ぬるま湯と洗剤を混ぜ、それをアイロンの底金に付けて、拭き上げて乾かします。
5. ろうそく:
アイロンを熱して、それから電源を抜き、ろうそくを焦げついた場所にこすりつけます。
そのアイロンで、湿った清潔な布にアイロンをかけると、残っていた焦げや汚れが取り除けます。