Siriの登場以来、音声コマンドを誤って言ってしまい(あるいは愚かなAIが聞き間違えて)、AIアシスタントが意図ぜず起動するという風景をたびたび目にするようになりました。
生活環境やスマートデバイスの使い方によっては、この問題を日常的に抱えている人もいることでしょう。
また、AIアシスタントにやる気がありすぎて、どんな音声を聞いても、自分が呼ばれているのだと勘違いして起動してしまっているのかもしれません。
逆に、音声コマンドで呼びかけているのに、AIアシスタントがまったく聞いていない、というケースもあります。
こうした、AIアシスタントが誤って起動してしまう問題や、まったく反応してくれないという問題は、こんどのGoogle Homeアップデートで追加される「OK Google」感度調節機能で解決できそうです。
この感度調節機能を使うと、Google HomeやNestのスピーカー(ハブ)の、音声コマンドに反応する感度を調節することができます。
感度は接続デバイスごとに個別に選ぶことができます。
Google Homeアプリで「OK Google」への反応感度を調整する方法
Googleアシスタントが搭載されているデバイスの反応感度を調節するには、Google Homeアプリの最新のアップデートが必要です。
このアップデートは段階的に配布されているので、現在利用できるのは一部のユーザーのみとなります。
利用可能なアップデートは、AndroidユーザーならGoogle Playストア、iOSユーザーならApple App Storeで確認できます。
アップデート済みのGoogle Homeで、「OK Google」の反応感度を調整する方法は次の通りです。
- Google Homeアプリを開く。
- 感度を調整したいデバイスをタップする(またはこちらのガイドを参考に新しいデバイスを接続する)。
- [設定]アイコンをタップし、[デバイス設定]>[OK Googleの反応感度(Hey/OK Google sensitivity)]を開く。
- スライダーを希望の感度レベルまでドラッグする。 感度が高いほど、コマンドを拾いやすくなる。
- 感度を調節したいその他のデバイスについても同じ作業を繰り返す。
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Image: Lifehacker US
Source: Engadget, Google Play, Apple
Brendan Hesse - Lifehacker US[原文]