今回は、スポーツジムでのエチケットの話。
自分が使いたいマシンや設備を使っている人がいて、その人が一見何もしていないように見える時はどうすればいいか、という難問にお答えしようと思います。
ランニングマシンでスマホを見ているだけの人
Kellyがこのように質問をくれました。
私が一番ムカつくのは、マシンや設備を占有しているのに、それを使っている時間が0.1%で、残りの99.9%はスマホでメールをチェックしたり、他のことをしているような人です。
失礼にならないように自分が割り込んだり、その人にスマホを別の場所で使ってもらうようにするにはどうすればいいのでしょう?
こういう人は本当に腹が立ちますよね。
残念ながら、ただ怠けているだけなのか、適切な休憩を取っているのかを、常にその人に聞くわけにはいきません。ですから、その人を責めたり、疑ったりせずに済む、魔法のフレーズを紹介しましょう。
「一緒に使ってもいいですか?」
このフレーズを使うには、まずそのマシンや設備が共有できるものかを確認しなければなりません。
その人が懸垂アシストマシンを使っている場合、横にどいてもらって、あなたが自分のウェイトのところにピンを移動させて、自分のセットをこなし、またその人の使っていた位置にピンを戻すだけです。
このやり方は、その人とあなたのウェイトなど設定を変えるのが面倒なマシンや設備の場合はおすすめできません。例えば、その人とあなたが交互に使うのに、約20kgのプレートを何枚も持ち上げたり下ろしたりしたくはないでしょう。
いずれにしても、あなたにも一緒に使わせてくれるかどうかは、そのマシンや設備を使っている人次第です。
その人が「いいですよ」と言った場合は、その人があなたのために余計に何かをしなくていいように、丁重に対応しましょう。
「あと何セットやりますか?」
これは、共有できなそうなマシンや設備を使っている人(もしくは共有したがらなかった人)に使うフレーズです。
この質問は、その後の計画を立てやすくするという目的もあります。その人が「10セットです」と言ったら、そのマシンや設備はすぐに空かないということになります。1回や2回であれば、その場で待っていれば、すぐにあなたの番になります。
したがって、この質問の本当の目的は、あなたの意図を伝えることにあります。
その人が自分のセットを終えたら、その人は周囲を見回してあなたを探し、あわよくば合図や目配せをして、そのマシンや設備が空いたことを教えてくれるかもしれません。
その人がすでに他の人から同じようなことを聞かれていたら、あなたの質問に答える時に「3回だけど、次に他の人が待ってますよ」と言うかもしれません。
ともかく、その人にあなたが待っていることを伝えれば、その人も効率よくマシンや設備を使おうとするでしょう。
必ずしも次に使えるかどうかはわかりません。その人がマシンや設備を使い終わって、あなたが戻ってくる前に他の誰かが使う可能性もありますが、あなたが使える確率はかなり高くなります。
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Image: G-Stock Studio/Shutterstock.com
Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文]