要は、おもてなしのココロが大事ってことなんですけどね。
クリスマス、お正月、大切な人とお泊まりのチャンスがあるけれど、このご時世に夜景がきれいなホテルを取るなんてお金はかけられない...。そんなアナタにオススメの「お金をかけずに自宅をステキなゲストルームにする方法」が「Mercury News」に掲載されていました。
もともと泊まり客のための部屋がある場合、ゲストには子供部屋で我慢してもらわなければいけない場合、もともとそんなスペースは全然ない場合、どんな状況でも、ゲストにくつろいでもらえる空間を作るのは可能なんですよ。
詳細は、以下にてどうぞ。
【1】 マットレスパッドを利用ゲストのためにはシーツや枕カバーの新しいもの、新品でなくても清潔なを用意しましょう。できればマットレスも新しい方がいいのですが、マットレスはリネンよりは高価ですよね。そこで、マットレスパッド。古いマットレスの上でも、マットレスパッドを敷けば、即席の快適ベッドができあがります。
【2】 ゲストのためだけに小物を用意するゲストが使うタオル、これもなるべく新品がいいのですが、向こうが透けて見えるほど薄くなっていない限りは、きちんと洗っていれば大丈夫。柔軟剤で柔らかい肌触りにしておけばなおいいですね。そしてそのタオルを、おしゃれなカゴなどに丸めて置きましょう。トラベルサイズのシャンプー、リンス、ボディソープ、モイスチャライザーもタオルの間にディスプレイしてください。あなたが普段使っているシャンプーを「気にしないで使っていいよ」と言うのも、二人の距離が縮まるなんてことになったりしますが、あなたがゲストのためだけに用意したものがあるというのも、泊まる方を特別な気分にさせてくれるのです。
【3】 ゲストのためだけのスペースを作るあなたの家全体をホテルのようにニュートラルにしなければいけないわけではありません。ゲストに使ってもらうちょっとした空間だけでも、できるだけあなたの「私物」を置かないようにしましょう。ゲストだけが使えるクローゼットがあればいいのですが、なくてあなたと共有する場合は、ゲストがコートやバッグを置けるスペースを十分に取ってください。ゲスト用のハンガーは、クリーニング店からもらったワイヤーハンガー、なんてことはないようにしてくださいね。バスルームにも小さなカゴを置いて、ゲストが化粧品などを置けるスペースを作ってください。
【4】 ガジェット好きなゲスト向けにはたった1泊のお泊まりでも、ラップトップは手放せない、携帯の充電が切れたらパニック、というゲストのためには、ゲスト専用の充電ステーションを作っておきましょう。専用テーブルの上にガジェットを並べて充電できるようにし、水差しと水、ランプも置いたらステキですね。
【5】 もちろん掃除も上に挙げた「演出」で最大限の効果を引き出すには、もちろん基本的な整理整頓、掃除が前提条件です。ゲストが来る、というのはあなたの部屋を片付けるいいチャンスでもありますよ。年末の大掃除もかねて、今年の汚れを今年のうちに落としてしまいましょう。掃除をして、「演出」も終わったら、ゲストが来る1時間ほど前にキャンドルやアロマオイルでほのかにいい香りを漂わせてください。キャンドルを焚いたあと、あなたが一度ベランダにでも出て深呼吸し、再び中に入ると、ゲストがあなたの部屋に1歩入ったときのことを疑似体験できますよ。これが最終チェックです。
夜景の見える高級ホテルではなくても、今年はあなたの部屋でホテル気分のクリスマスを迎えてみませんか。
Tip sheet: Preparing the guest room [Mercury News]
(山内純子)
【関連記事】