娘が生まれたとき、新米パパとママだった夫と私はどうしていいかわからず、育児に関する作業はほとんど何でも2人がかりでやっていました。

赤ちゃんの沐浴も、潰したアボカドをスプーンで食べさせることも2人がかりでやり、オムツを変えるときも片方が赤ちゃんの足を持ち上げている間に、もう片方がお尻を拭くという具合でした。

とは言え、子どもが成長するに連れて、親の方も手慣れてきて、「こんなやり方をしていたら続かない」と気づきました。それで、夫と私は育児の作業を分担することにしました。そのほうが、明らかにもっと多くのことを効率的にこなせるからです。

育児をシフト分けするメリット

でも、世の中にはもう1歩進んだやり方を取り入れているご家庭もあるようです。弁護士のRebecca Fikeさんのお宅では、「午前シフト」(夫が担当)と「午後シフト」(妻が担当)を設定して育児を分担しています。

ポッドキャスト「Best of Both Worlds With Laura Vanderkam and Sarah Hart-Unger」でFikeさんは、このようにきっちりとシフト制にすることで、夫も妻も自由時間が増え、子どもたちとの絆も深まると話しています。

「午前シフト」の夫は、子どもたちの朝食を作る、子どもたちを起こす、子どもたちのお弁当を詰めて学校に送っていく、など朝の子どもの世話はすべて担当するので、私は一切やりません。

おかげで私は早朝会議があっても、罪悪感を感じずに出かけられまし、朝の時間を家で過ごすときはリラックスしてテーブルで子どもたちとおしゃべりできます。子どもが歯を磨いたか、バックパックはドアの前に置いてあるか気にする必要もありません。

それは「午前シフト」の夫の仕事だからです。午後は私が「午後シフト」に入るので、夫はリラックスできます。

こうすることで、家族で過ごす時間はたっぷりあり、四六時中育児に追われる人は誰もいなくなります。我が家ではこのやり方でとてもうまくいっています。

これは、もちろん、両親で子育てをしている家庭でしかできないやり方ですし、子どもがかなり小さいときは無理かもしれません(バスルームのドアをドンドン叩く2歳児に向かって「ママは今、オフなの!」と説明したところで仕方がありません)。

それに、パートナーに対しても、このシフト制にもかなりの信頼を置く必要があります(育児に関する仕事量が多すぎると感じ始めたら、作戦練り直しのときです)。

それでも、我が家にも育児のシフト制を取り入れてもみようかな思うなら、是非お試しください。

パートナーにリラックスする機会をあげられますし、生活の中に育児以外の時間を作ることもできます。そうなると、子どもを含めて、家族全員がハッピーになれます。

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Image: New Africa/Shutterstock.com

Source: Laura Vanderkam

Michelle Woo – Lifehacker US[原文