10万人限定プレビューを開始したGoogle Wave。ライフハッカー過去記事「Google Waveファーストルック!」では機能の概要をご紹介しましたが、こちらはその続編です。

いまさらですが、そもそもGoogle Waveっていったいどんなものなのでしょう? それはさながら、Gmail・Google Docs・Flickr・Skypeを合体させたような代物 といえると思います。

では、それで何ができるのか? たとえば、こんな感じです。

1:IM的使い方

Google Waveでは、Wave(メールメッセージに相当するもの)を作成し、Waver(共有先)を指定することでこれを他のユーザと共有することができます。 IMでグループチャットにメンバー追加するように、Waverを自由に追加することができ、追加されたWaverはそのWaveを最初から閲読できる仕組みです。

2:電子メール的使い方

Waveでは、Waver同士で自由に編集OK。インライン返信は特に便利。返信内容がアイコンとともに表示されるので、いつ誰がこの返信を書いたかがすぐにわかるようになっています。また、地図・画像や動画などのコンテンツの挿入もカンタン。従来のメールではリンク記載が主だが、コンテンツをWaveに埋め込むことができます。

以下に続きます。

3:共有ドキュメントツール的使い方

共有ドキュメント機能としては、Google Docsをさらに進化させたものを搭載。他のWaverの編集作業がリアルタイムに表示されるほか、プレイバック機能として、それまでの変更履歴をさかのぼることができます。

4:画像共有ツール的使い方

Google Waveでは、画像のアップロードと共有がシンプルにできます。

5:その他

Twitterとの連動機能やWaveの翻訳機能なども搭載されています。

ということで、現在それぞれ別々のツールやプラットフォームで使っている機能がワンストップで実現できるというのはやはり画期的で、なんとなくすごそう...という印象はありますね。

ただし「具体的に何がどう便利になるのか?」という点はまだ未知数な面も。今回の限定プレビューで各ユーザさんがどのように使い、何を感じるのか? は興味のあるところです。

Google Waveについては、今後も随時採り上げていきますので、お楽しみに!

Gina Trapani(原文/松岡由希子)