『Pokemon Go』で遊ぶには、Wi-Fiかモバイルデータ接続が必須です。遊んでいると通信量はあっという間に増えますが、データ無制限のプランを契約している人ばかりではないはずです。ということで、大事な通信データ量を節約しつつ、できるだけ多くのポケモンを捕まえる方法を考えていきましょう。データ使用量は、ユーザーの使い方やプレイ時間、さらにはアプリにバックグラウンド通信を許可するかによっても違ってきます。「Pokemon Go Database」によると、『Pokemon Go』で1時間遊んだ場合のデータ使用量は、やり方によって2MBから8MB以上までの開きが出るそうです。「reddit」にコメントしたあるユーザーは、レベル8に到達し、500匹以上のポケモンを捕まえるために約87MBの通信データ量を消費したと言います。しかも、ゲームを始めてたった10日ほどしか経っていないのです。
データ使用量を節約するための対策としてまず考えられるのは、『Pokemon Go』で遊ぶ場所をWi-Fi接続のあるところに限るという方法でしょう。でも、行ったことのない場所に出かけて新しいポケモンを見つけるのも、このゲームの楽しさの一部です。ですから、以下に挙げる方法も試してみて下さい:
- アプリの自動アップデートに注意する:アプリの中には、モバイルデータ接続を使って勝手にアップデートをダウンロードする設定になっているものがあります。この設定を解除するには、「iPhone」の場合は[設定]>[モバイルデータ通信]と進み、下にスクロールして「Wi-Fiアシスト」をオフにしてください。「Android」端末の場合は、「Wi-Fi 接続時のみアプリを自動更新する」を選びます。
- ブラウズする時はモバイル端末に最適化されたサイトを選ぶ:モバイル端末向けサイトは、デスクトップ向けサイトと比べてロード時間もかかりませんし、通信データ量も少なくて済みます。『Opera Mini』のようなブラウザを使えば、データ量を節約しつつ、素早い閲覧が可能になります。ほかにも『Google Chrome』の場合は拡張機能の「Chrome Data Saver」に同様の機能があります。
- ほかのアプリのモバイルデータ使用量を減らす:『Pokemon Go』以外のアプリにも、バックグラウンドで動作し、データ通信をするものがあります。でも幸いなことに、どのアプリにそれを許すかは、ユーザーが決められます。iPhoneの場合は、[設定]>[モバイルデータ通信]と進み、モバイルデータ通信を許可しないアプリのスライドボタンをタップしてオフにしましょう。Androidの場合は、「無線とネットワーク」あるいは「接続」に同じような設定があるはずです。
- 必要な時だけ『Pokemon Go』を起動する:アプリを起動する時間が長ければ、それだけ使用データ量も増えます。『Pokemon Go』を開くのは新しいエリアに行った時だけにし、ポケモンをチェックして捕まえたらまたオフにするというのも、データを節約する1つの方法です。
以下に挙げる「Pokemon Go Database」の記事では、ソーシャルメディアや「Spotify」「Netflix」といったストリーミング系のアプリの使用時間を減らす、ポケモンの管理などの『Pokemon Go』に関する操作をWi-Fiがある場所に限定する、といった方法も勧めています。通信データ量の際限ない増加を真剣に心配しているなら、契約している携帯電話会社に相談して週単位あるいは月単位のデータ通信量に上限を設けたり、あるいはこちらの記事を参考に、端末レベルでデータ通信量を制限してみたりするのも良いでしょう。
10 Best Ways to Reduce Data Usage | Pokemon Go Database
Stephanie Lee(原文/訳:長谷 睦/ガリレオ)