私と夫はどちらも、子どものころから楽器を演奏して育ってきたので、音楽的な才能や興味が遺伝子に刷り込まれているのだと思っていました。しかし、子どもが楽器を演奏するかどうかは問題ではなく、どの楽器を(もしくはいくつもの楽器を)選ぶのかが問題です。
私の息子は作曲には興味がありませでしたが、「Chrome Music Lab」に出会ってから、考えが変わったようです。
Chrome Music Labとは?
「Chrome Music Lab」は、子どもがさまざまな方法で、和音やメロディ、アルペジオ、サウンドウェーブ、ハーモニーなどを演奏して、遊びながら実験できるサービス。
息子はすぐに作曲に取りかかり、こんな驚くほどキャッチーな曲をつくりました。

それから、リズムセクションに移ると、かわいい動物キャラにドラムや、ボンゴやカウベルを叩かせるのに時間をかけていました。

最後はボイススピナーで自分の声を録音し、再生スピードを上げたり、下げたり、逆再生したりして、8歳の子どもがエンドレスで爆笑しています。
私が個人的に気に入っているのは(実は今も30分ほど遊んでましたが)、絵を描くと音がつくというカンジンスキーの実験遊びです。(丸を描いただけなのに、目までつけてくれました!)「play」を押すと、線が音になり、短い曲のようになるのです。

終いには、仕事でパソコンを使うから、もう終わりねと息子に言うと、「せっかくおもしろいところなのに!」と嘆くほどになりました。
何はともあれ、息子は音楽好きになったようです。
あわせて読みたい
Image:
Source: Chrome Music Lab(1, 2, 3)
Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文]