もうかれこれ一年あまり、私たちが制御できないもの(新型コロナのパンデミックとその影響)によって、日常生活が変化を余儀なくされてきました。
効果的なワクチンが複数開発されたのは明るいニュースですが、だからといってパンデミックがすぐに収まるわけではありません。
生活が「ノーマル」に戻るまで、どれくらいかかるのかわかりませんし、旅行など、いつも楽しんでいた活動も計画すら立てづらい状況となっていて、誰もがもどかしい気持ちでいっぱいなはずです。
パンデミックを生きるということは、今後も何カ月にもわたって「流れに身を任せる」必要があるということです。
もっとも、流れに身を任せるといっても、けっして気楽なものではありません。休暇中にやることを決めず、楽な気分で、その日に気が向いたことをするのとは全く違います。
ただ、先行きがあまりに不透明で計画が立てられないので、生活のすべてにおいてフレキシブルにしておくしかないということです。それは間違いなく楽な状況ではありません。
良いニュースもあります。小さなことが助けになるかもしれません。
家に観葉植物を置くのです。植物を育てれば、生活にコントロール感を少し取り戻すことができます。
植物を使ってコントロール感への欲求を満たす
MindBodyGreenの記事の中で、Eliza Sullivan氏と、環境の専門家でゼロウェイスト活動家のLauren Singer氏が、現在のように先が見えない状況で、観葉植物がなぜ、心を落ち着かせてくれるのかを語っています。
Singer氏によると、それには4つの理由があるそうです。
- 一年を通して植物の成長を観察することで、時間の経過を感じ取りやすくなります。毎日が同じ日のように感じられる状況では、貴重なことです。
- 植物の世話をするということは、少なくとも、何らかの日課を続けるということを意味します(パンデミックで多くの人が日課を失っています)。
- 植物の世話は、マインドフルネスの一つの形態でもあります。Singer氏は、植物の世話をすることで「身の回りのものに意識を向け、今に集中することを学ぶことができます。植物が完全にあなたに依存しているからです」と言っています。
- 他の生き物に責任を持つことは、たとえそれが植物であっても、目的意識を与えてくれます。
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Image: Shutterstock
Source: MindBodyGreen
Elizabeth Yuko - Lifehacker US[原文]