『Google Chrome』が公開されて「第三次ブラウザ戦争勃発」と世間を騒がしています。いくら優れたブラウザと言え、使い慣れて、お気に入りの拡張がある『Firefox 3』から、今すぐに乗り換えとはいかないのが正直なところだと思います。私は、その一人です。

そのFirefox 3、このバージョンから「メモリ使用量が60%少なくなった」とされていますが、タブを6~7枚開いてブラウズしていると、場合によっては200MB弱のメモリを使用しています。

このメモリ消費量の多さが唯一のウィークポイントで、ノートPCやUMPCで使っていると、さらに切実ではないでしょうか? そんな火狐のメタボにお困りの方、拙作のソフト「MetaboFix」をお試し下さい。

使い方は、以下から。

 使い方は簡単です。

セットアップを行い、タスクトレイに常駐させるだけです。環境によって増減はありますが、Firefox 3のメモリ使用量を数MB程度にまで削減します。Windowsタスクマネージャーで、メモリ使用量を確認すると、目を疑うような結果が表示されるはずです。

MataboFixは、

Firefox 3が確保している物理メモリを定期的に開放する処理を行います。
こうすることで、他のソフトに物理メモリを使用する機会を与え、パフォーマンスの向上に繋げます。Firefox 3が確保していたメモリを他のソフトに開放するので、Firefox 3のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性はありますが、ハードリソースを協調して利用するようなイメージで動作するので、メモリ搭載量の少ないノートPCやUMPCでは有用だと考えています。

こうした処理にはCPUを消費するので、ノートPCでは使いづらいツールとなりますが、

電源の状態(AC駆動、バッテリー駆動)やバッテリーの残量に応じて、その処理間隔を調整します。
これにより、可能な限りバッテリーに対して負担をかけないように配慮しています。

Firefoxのメタボを解消するMetaboFix、ライフハッカー読者の皆さん、お試し頂いて、ご意見、感想のコメントを頂けませんか? あっ。出来れば、お手柔らかにお願いしますね。(笑)

[MetaboFix]

(傍島康雄)

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