キャリア系ブログ「Brazen Careerist」では、米ビジネス誌「Harvard Business Review」の記事「The Making of an Expert」(エキスパートの作り方)を引用し、エキスパートは才能によってできるものではなく、努力の積み重ねの成果だと述べています。

1985年に米シカゴ大学のBenjamin Bloom教授が行った研究によると、チェス・音楽・スポーツ・医学のいずれの分野でもIQとパフォーマンスには関連性が見受けられなかったとか。

では、成功へのカギは何でしょう?

 この研究において、成功要因に挙げられているのは、

・ 練習を積み重ねていること
・ 信頼できる先生について勉強していること
・ 成長過程を通じて、家族から熱心なサポートを受けていること

だそうです。

「どうせ、オレ才能ないし...」「私、凡人だから...」と最初からあきらめていることはありませんか?この研究結果によると才能の有無は成果とは関連がないそう。勇気を持って一歩踏み出し焦らずじっくり時間をかけて、努力をひとつひとつ積み重ねてみましょう。気がつけば、成功に向かって着実に前進しているはずですよ。

ちなみに、この研究については、米ビジネス誌「Harvard Business Review」のこちらの記事や『Developing Talent in Young People』でまとめられています。ご関心のある方はあわせてご覧くださいね。

Being an expert takes time, not talent [Brazen Careerist]

Adam Pash(原文/松岡由希子)