生産性を向上させるWindows 10の裏技を知りたいとか、限られたカスタマイズの選択肢に嫌気が差している人はいると思います。
ビルトインの機能やサードパーティのツールを使って、Windows 10を本当に個性的で、自分だけの見た目にして、さらに生産性を向上させましょう。
目次
1. Windows 10のスタートメニューをいじる
Windowsのデスクトップで一番大事な要素であるスタートメニューは、Windowsを使う入口です。
Windows 8でなくなったスタートメニューがWindow 10で復活し、「Cortana」にアクセスしたり、ビルトインの検索ツールが使えるようになりました。
スタートメニューの機能としては完璧で、並べ替えたりすることはできますが、この程度のカスタマイズでは満足しない人が多いでしょう。
これがスタートメニューで遊べるサードパーティのツールで、それぞれのできることは以下の通りです。
- StartIsBack++:好みはありますが、これまでで一番人気があったバージョン、Windows 7のスタートメニューのデザインを復活させます。
- Start10:Stardock社のStart10も、Windows 10のスタートメニューを Windows 7風にします。
- Start Menu Reviver:違う方向性でWindows 10のスタートメニューの見た目を改良することができます。
これらは、Windows 10のスタートメニューを変更する方法のほんの一部です。
他にもWindows 10のスタートメニューをカスタマイズする方法が知りたい人は、このガイド記事をチェックしてみてください。
2. Windows 10の通知を減らす
Windows 10の通知は、パソコンやアプリ、関連アカウントで起こっていることを知らせるものです。
SNSやメールから、クラウドのアカウントやメディアプレイヤーまで、あらゆるものがデスクトップにアラートを送ることができます。
普通のパソコンにスマホのような通知が来ている感じです。
しかし、通知を無効にするなど変更したい場合は、通知自体が表示されなくなります。
代わりに、設定にWindows 10で通知の表示の仕方を変更するオプションがあります。
タッチスクリーンのデバイス(ハイブリッドとタブレット)に向けたものもありますが、すべてWindows 10の通知の表示方法を決めるものです。
通知が嫌いな場合、表示するとイライラする場合は、ここで変更しましょう。
特に嫌なイライラするアプリからの通知をWindows 10で無効にする方法は、こちら(英語)の説明にしたがって調整してください。
3. Windows 10のタスクバーの裏技
Windows 10のデスクトップは、スタートボタンを右クリックすると表示されるパワーユーザーメニューのような、隠れた便利なメニューでいっぱいです。
また、アプリのタスクバーアイコンを右クリックすると、ジャンプリストが表示されます。
Windows 10のデスクトップの一部として、開いているアプリを管理するのに、タスクバーは重要なツールです。macOSのDock風に使える、ショートカットのオプション機能もあります。
Windows 10のタスクバーでは、「7+ Taskbar Tweaker」というアプリを使うのが一番の裏技です。
このアプリをインストールすると、Windowsのタスクバーでアプリがどのように開くかを調整できます。以下のような調整ができます。
- 開いているアイテムをグループ化。
- 右クリックのコンテキストメニューのオプションを変更。
- 通常のタスクバーの整理。
このアプリは開発者のWebサイトからダウンロードできます。
ダウンロード:7+ Taskbar Tweaker(無料)
4. Windows 10のライブ壁紙を使う
Windows 10のデスクトップ環境で変更できるのは、機能的な面だけではありません。壁紙も、ライブ壁紙(動く壁紙)にカスタマイズできます。
ライブ壁紙が使えるようになる大事な3つのアプリがこちらです。
これらのアプリは、デスクトップの一部として動画を再生することから、細かな動きをするライブ壁紙の表示まで、あらゆることを管理できます。
さらに詳しく知りたい人は、Windows 10のデスクトップのライブ壁紙のガイド記事をご覧ください。
5. Windows 10をカラフルにする

Windows 10が少しつまらないなと思っていませんか?
新しい壁紙を選ぶと、デスクトップ環境全体がカラーコーディネートされた状態に変わることに、気付いている人もいるでしょう。
しかし、それが自分の好みではない場合はどうすればいいのでしょうか?
まず最初に、この設定は簡単に無効にできます。「設定 > 個人用設定 > 色」で、「背景から自動的にアクセントカラーを選ぶ」のチェックを外します。
その後は、オプションがいくつかあります。自分でアクセントカラーを選ぶこともできますが、この場合はWindowsのデスクトップでは、ユニバーサルアプリだけに影響します。
以下のようなサードパーティのツールを使うこともできます。
6. Windows 10の生産性向上系ガジェット

Windows 7(と初期のWindows Vista)は、デスクトップガジェットに対応していました。
天気予報をチェックしたり、さっとRSSフィードを読んだり、システム情報を見たりすることができました。
Windows 10でもガジェットは非対応のままですが、サードパーティのツールのおかげで、手動で復活させることができます。
これらのツールは、Microsoftがデスクトップガジェットを放棄する原因となった脆弱性に対処。
デスクトップに切り替えるだけで、素早く時間をチェックしたり、カレンダーを見たり、メモを取ったりすることができます。
香港支社の現地時間を調べたり、メモアプリを起動するのに時間をかけたりする必要がありません。
必要なものはすべてデスクトップガジェットで手に入ります。詳しく知りたい人は、Windows 10にデスクトップガジェットを追加するガイド記事をチェックしてください。
7. デスクトップを広くするためにタスクバーを隠す
Windows 10をもっと自分好みにカスタマイズする最後の方法は、デスクトップをできるだけ広く使えるようにすることです。
それには2つの方法があります。
- 画面左、もしくは右のタスクバーを移動させる。
- タスクバーを自動的に非表示する。
実際の面積としては、ほんの少しデスクトップが広くなっただけだと思うかもしれませんが、より集中できるようになります。
通常のデスクトップでアプリのウィンドウを最大化すると、もはやタスクバーとスタートメニューの銀色の部分しか残っていません。
それを隠せば、その時の最優先事項に完全に意識を向けることができます。
タスクバーを移動させる方法は以下の通りです。
- タスクバーを右クリック。
- タスクバーの設定を選択。
- タスクバーを固定するの設定をオフにする。
- タスクバーの設定から出る。
- タスクバーを左クリック。
- 画面の左や右にドラッグする。
タスクバーを自動的に非表示にする方法は以下の通りです。
- タスクバーの設定を開く。(上記参照)
- デスクトップモードでタスクバーを自動的に非表示にするをオンにする。
- さらにスペースを広げたい場合は、小さいタスクバーを使用するをオンにする。
デスクトップの左や右にタスクバーを置くのは、ワイドモニターの画面で特に有効です。
自分好みのWindows 10にする
これで、 Windows 10を自分好みに調整できる方法がわかったと思います。スタートメニューを変更したり、通知を調整したり、タスクバーを移動させたり、非表示にしたりすることもできます。
お好みで、ライブ壁紙を使ったり、デスクトップをもっとカラフルにすることもできます。それに、生産性を向上させるガジェットを使う方法もあります。
Windows 10のカスタマイズに関しては、これらの方法はほんの序の口にすぎません。
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Image: MakeUseOf
Source: YouTube(1, 2), Rammichael, Start10, StartIsBack++, Start Menu Reviver, Wallpaper Engine, Stardock DeskScapes, PUSH Video Wallpaper, Classic Color Panel, Accent Color Synchronizer, Windows Desktop Gadgets, 8GadgetPack, Widgets HD
Original Article: 7 Easy Windows 10 Tweaks That'll Make Your PC Feel Like Home by MakeUseOf