仕事では結果やお金を追求していますが、本当に必要なのはデバイスの電源を切り、完全に仕事から離れる時間を持つことかもしれません。

しかし、仕事を離れるのは難しいので、それを手助けしてくれる「Productivity Blocker」(生産性をブロック)というChrome拡張機能が登場しました。

Productivity Blockerってジョークなの?

多少のジョークは込められていますが、完全にジョークというわけではありません。

Productivity Blockerの共同制作者であるコピーライターのSteve Nassさんによれば、「私たちの社会の『常にオン』という頑張る文化」のパロディとしてスタートしたこの拡張機能は、Nassさんと共同制作者のKory Brociousさんが「生産的」と判断したSlack、Fiverr、Duolingo、Linkedin、Dropboxなどを含む80以上のサイトをブロックする合法的な機能を備えています。

「じっくり腰を据えて物事を成し遂げるのを助けるChromeの拡張機能は山ほどあるので、私たちはその逆のものを作ってみたらおもしろいかなと思ったんです」とNassさんは言います。

実際、世の中には10万個以上のChrome拡張機能が存在し、そのほとんどは、会議のスケジュールの設定、連絡先の検索、制御不能なブラウザタブの整理、「Gmail内でのコンタクト検索の合理化」などの機能をうたっています。

常に頑張り、実証し、他人に先んじ、その過程でより効率的にならなければならない、というアメリカの「働くために生きる」という国民性から脱皮するのは、必ずしも容易ではありません(ハッシュタグ「#Riseandgrind」がどれほど称賛されているかご覧ください)。

Productivity Blockerの具体的な機能とは?

そこで、仕事をハックするために作られた何千ものChrome拡張機能だけでなく、ダウンタイムをハックするChrome拡張機能も楽しんでみてはいかがでしょうか。

Productivity Blockerを有効にすると、実際の仕事がはかどる「生産的」なサイトにアクセスしようとしたとたんに、カスタマイズされたブロックページにリダイレクトされ、「おやおや。余暇の時間のはずなのに、生産性を高めようとしているみたいですね。以下の娯楽リンク集をご覧ください」というメッセージが出ます。

そして、それらのリンクには、「トランポリン・ショッピング」「インスタント・パンツ」「人間の資格を持つ動物のリスト」など、楽しくナンセンスなタイトルがついています。

「ところで、私たちが見逃している生産的なWebサイトがあれば、ぜひお知らせください。喜んでブロックしますよ」とNassさんは付け加えています。

Productivity Blockerをダウンロードする方法

Productivity Blockerは、WebサイトChrome Webストアから無料でダウンロードできます(「Chromeに追加」、「拡張機能を追加」をクリックしましょう)。

ダウンロード後、ブラウザのProductivity Blockerのアイコンをクリックすると、簡単にこの拡張機能のオンとオフを切り替えられます。

Nassさんいわく、「Chrome拡張機能をインストールすると、最初はオフになっているので、準備ができたらいつでもオンにしてください」。

現在Productivity Blockerはラップトップとデスクトップでしか利用できませんが、Nassさんたちは、今後、スマホ版も作るかもしれないそうです。

誰だって、パワポの資料に凝る時間を少し減らして、お間抜け動物の動画を楽しんだり、スーパーのセルフレジでハンドスキャナーとフラットスキャナーのどちらを使う方が良いかという論争にRedditで参加する時間を少し増やしてもバチは当たりません。

Source: Productivity Blocker, Google Chrome