他人の発言が、自分に対するいじめや言葉の暴力だと明らかにわかるときがあります

でも、相手の言葉が批判なのか、頼んでもいないフィードバックなのか、それとも言葉による暴力なのか、はっきりしないような場合もあります

Sarah Reganさんは、はっきりしない兆候をはじめ様々なタイプの言葉の暴力について、メンタルヘルスの専門家らから聞いた話をMindBodyGreenの記事で紹介していますよ。

言葉の暴力とは

心理療法士で認可結婚・家族セラピストのAnnette Nuñez博士によると、言葉による暴力とは、簡単に言うと、力関係、そして他人を服従させることに関するものです。

言葉による暴力には怒鳴ったり叫んだりすることもありますが、「すぐにはわからないような人心操作や、心理的に相手を操ってだますこと、相手に劣等感を抱かせること」のように、とても微妙な場合もあるとNuñez博士は説明しています。

状況によっては、相手が言っていることがフィードバックや批判なのか、それとも言葉による暴力の範囲に入っているのかについてあまり明確ではないことがあります。

Nuñez博士は、そんなときには繰り返されるパターンがあるかどうかに注意すべきだと言っています。

特に、そんな風に話さないでほしいと相手に伝えたにもかかわらず繰り返される場合には要注意です。

ですが、Nuñez博士は、不快な会話ややりとりすべてが言葉による暴力というわけではないとも述べています

それが建設的な批判やある種の意見の不一致という可能性もありますよ。

ただし、相手がこちらの気持ちを繰り返し傷つけて、(フィードバックや一致しない意見を述べているのではなく)こちらに劣等感を与えようしているのかどうかが重要だとNuñez博士は強調しています

すぐにはわかりにくい言葉による暴力の4タイプ

言葉による暴力には様々な形がありますが、かなり卑劣なものも。

Reganさんが話を聞いた専門家たちによると、言葉による暴力だとすぐにはわかりにくい兆候には次のような例があるそうです。

意地悪な発言

売り言葉に買い言葉のような激しい議論ではありません。臨床心理学の博士号を持つ臨床心理士のPerpetua Neoさんは、MindBodyGreenでこう述べています。

(激しい言い合いよりも)もっと陰湿なタイプの言葉による暴力があります。それは、本人が気づいていない問題に対して、手助けをするかのように仕組まれた、冷静な発言です。

脅迫

Neoさんによると、あなたや他人の安全に対する脅しをはじめ、あらゆる種類の脅迫は言葉による暴力と見なすべきだそうです。

心理的に相手を操ってだます

(実際に起こった状況に対して)「それは起こらなかった」とか「あなたは大げさだ」というようなフレーズを頻繁に聞かされる場合は、相手が心理的に操ってあなたをだまそうとしている可能性があります。

言葉による暴力の一形態である「心理的操作」によるだましで、現実に疑問を投げかけ続けることによって、その本人が自分で自分を疑いはじめてしまいます。

「その人間関係において、自分のほうが気がおかしくて間違っているとあなたに思わせることによって、相手があなたをコントロールして従わせ、支配する方法です」とNuñez博士はReganさんに語っています

賢い救世主からの一方的な「アドバイス」

自分を「賢い救世主」だと思い込んで、自分とは異なる世界観を持っていると信じる人々に対して貴重な助言をする人たちが時々います。

いろいろな表現が使われますが、定番は「アドバイスがある。あなたは(欠点の例)なので助けたい」という言い方だとNeoさんは説明しています。

まったくよけいなお世話ですよね。


Source: MindBodyGreen