3. 自分が悪い行動をしていないか

「誰かに嫌われるのは必ずしもあなたのせいではない」と言いました。でも、どこに行っても嫌われるようなら、先入観のない目で自分の行動を見つめ直す必要があるかもしれません。Grover氏は言います。

患者を集団療法に参加させるとき、まずはその人が持つ問題や癖、言うなれば悪い社会的習性を見るようにしています。

Grover氏は、ハンサムで社会的に成功しているが、恋愛関係が続かないと相談に訪れた男性患者について話してくれました。個別の療法で問題を解決できなかったため、何とか説得して彼を集団療法に参加させることになりました。

5分もしないうちに、私は恐ろしくなりました。人々を前にした彼は、急に不安になり、過度に自信を見せることで不安をカモフラージュしようとしたのです。そのため、彼はとても傲慢に見えました。グループ内のある女性は、彼のことを知れば知るほど嫌いになりそうとコメントしました。

男性が社会的な場面で他人と関係を持つことが困難だったのは、不安がそのような形で表れてしまうためだったのです。でも、私たちの自尊心は自分の過失を認めようとしないため、彼は自分の悪習慣に気づいていませんでした。

そこで彼に、不安がそのような形で表れていることに気づかせてあげました。不安は、人を攻撃的にしたり、いっそう不安にしたりします。グループに参加させることで、それが現れます。

Verdolin氏によると、状況を把握するためには、嫌われている理由を自分から聞いてみるといいそうです。「うっとうしい」「自慢ばかり」「自己中心的」など、誰かから理由を聞けたなら、一歩引いて、その批判の証明になるものがないか自己分析してみましょう。

最終的には、「○○さんに言われた通りだ。自分にはそういう傾向があるし、それは他人から見たらあまり魅力的ではないかもしれない。これから変えていこう」と思えるほどに自分のことを知らなければなりません。真剣に考えなければならない重要な情報を教えてもらったと思って、真実かどうかを確かめてみましょう。

ただ、あなたの行動が他人をうんざりさせる可能性があっても、好き嫌いは双方向の感情であるのが普通です。Grover氏は言います。

相手があなたのことを好きか嫌いかは、その人の歴史、偏見、恐怖などを反映するのが普通です。

4. 友達作りは簡単じゃない

筆者が特に苦手なのは、新しい仕事を始めたり引っ越したりしたときの友達作りです。所属する社会集団を変えるとき、人は孤立しやすく、嫌われている感覚や社会的不安にさいなまれやすくなるのです。Verdolin氏はこう説明します。

誰しも、「どこかの社会的集団に所属できるだろう」という非現実的な期待が心のどこかにあるのだと思います。ところが、たとえば新しい職場で人間関係を築くとき、そこにはすでにできあがった力関係が存在します。あなたからは見えない小グループができていて、それぞれの性格があり、それぞれの力関係があるのです。

そこでVerdolin氏は、焦らずに新しい環境の理解を進めることをすすめています。

動物の場合、グループ内の全員と試しに交流してからそのグループへの参加を決めます。言うなれば、飛び込む前に状況を把握しておくのです。

たとえば新しい職場では、ひとりひとりの同僚と1対1でランチに行くことで、入りやすいポイントが見つかるかもしれません。

歓迎ムードの人もいるし、そうでない人もいます。

ゆっくり時間をかけてメンバーの人となりを知り、いちばん受け入れてくれそうな人にエネルギーを注ぎましょう。わざわざ排他的な人にアプローチする必要はありません。

5. 自分を好いてくれる人と過ごす

一部の人から嫌われて落ち込んでいても、心のよりどころにできる人がきっと何人かはいるはず。Brotheridge氏は言います。

あなたのことを気にかけてくれている人と過ごすと、あなたの自尊心が高まり、安心感が得られます。

傷ついた自尊心の修復に取り組むよりも、あなたを尊重してくれる人との関係にエネルギーを注いだほうが、大局的に見て、時間と社会的エネルギーを有意義に使うことができるのです。

それから、真の友情を築くには、自分に誠実になることが大切です。Grover氏はこう言います。

好かれることばかり考えていると、あなたにとってストレスなだけでなく、周囲の人にも偽りであることがばれてしまうでしょう。

6. 敵を受け入れる

Grover氏によると、たまの敵はいいものと受け入れるのがいいそうです。

状況を受け入れ、楽しむことです。

いつも順風満帆でいるより、そういう時期もあったほうがいいのです。誰かに嫉妬されようと何だろうと、どんな感情でも歓迎してください。

わざわざ反感を買いにいく必要はありませんが、誰かがあなたのことを嫌いで、あなたもその相手のことが嫌いなら、無理をしてまでその感情を抑える必要はありません

ーー2018年4月16日公開記事を再編集して再掲しています。

Source: Calmer You, Sean Grover

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