スカイラーさんいわく
こんなひどい不景気の時期こそ、何かを作ることが大事になり、ものづくりのルネッサンスの始まりになるかもしれません。金、消費主義、欲につい気持ちが揺らぎそうになったら、それでいっぱいの人生はどんなにむなしいか、考えてみてください。
「社会を捨てて、すべて自分でやるようにしている」というスカラーさんは、続けてこんな風に書いています。
私たちは、与えられたものの上に自分たちの世界を創り、それに自分たち自身で感謝し、自然界と自分たちを分け、自分たちの神様を作りました。こんな崩壊した状態から何が得られるのでしょうか? ただの楽園と人間性の再発見だけです。そして、富を持つのが上手な人のところに最終的に富が集まるのでしょう。それぞれの健康が依存しあっている現実の世界で生きるのが上手な人たちの手元にね。
ブログ「Make」でおなじみのフィル・トローンさんも同じような考えです。景気が悪くなれば、DIYがまだ人気になってくる、とのことです。トローンさんいわく:
歴史的に長い目で見た時、物事をよりよくできる時期というのはあるんですね。インフレでおそらく金銭的に厳しい状況になっていくでしょう。簡単にお金を出せなくなる。だから、何か利益のある趣味が人気になるはず。そのためDIYは今まで以上に人気になり、もっとたくさんの人がものづくりを始めるはずです。自分がやりたいから、という人もいれば、それしかできないから、という理由で始める人もいるでしょう。
小さい頃、時間はあったけれどお金はなかった。それで、遊んだり探検したりしました。私たちはきっと、またこれと同じ機会を与えられるのだと思います。電気、木工などDIY全般で何かを発明し、得する。家を修理したり、建てたりするスキルが最も重要になるはず。大変になったら、何でも自分でできたほうが困らないですからね。
さて、このひどい不景気は、DIYや家庭菜園などのなるべくお金に頼らない生活ができるようになるスキルを磨くきっかけになるのでしょうか? みなさんの意見もコメントでぜひ聞かせてくださいね。
The Greater Depression - The Renaissance - Finding A Place [Holy Scrap Hot Springs via Make]
We can make things better [Make]
Gina Trapani(原文/訳:阿久津美穂)
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