DIYサイト「Instructables」では、エアコンの結露水を家庭菜園に利用する「自動水やり式菜園」の作り方が紹介されています。

復水ポンプを使って結露を取り込み、チューブを伝って壁の穴から屋外の菜園に水が供給される仕組み。一日中、少しずつ水が流れるので、朝夕にまとめて水撒きをするよりも経済的です。

大まかな作り方は以下のとおり

 

ステップ1:

四つまたの分流器(4-way Tee section)を中心に、屋内から水を引き出すホースコネクタ、菜園に水を供給するためのホースコネクタなどを接続させる。

ステップ2:

復水ポンプをエアコンの側に設置する。結露水は下に流れるので、ポンプはエアコンよりも下に置くこと。また、ホースの周りに電気機器や照明などをおかないようにしよう。

ステップ3:

壁に穴をあけ、1/4インチのIDパイプニップルを通し、ホースフィッティングとワッシャーで両方からはさむ。壁の穴は多少余裕がある大きさのほうがいい。

ステップ4:

2インチ(外径約60mm)のパイプで菜園用のA型フレームを作る。両側をつなぐ上のパイプには5~7センチ間隔で1.5ミリほどの穴を開ける。

ステップ5:

ホースとパイプを接続し、菜園のパイプに水が通るようにする

ちなみに、この復水ポンプには1度で4リットルの水が貯水でき、このシステムを使ったところ、水の消費量が10%削減されたそうです。

家庭菜園の水やりにエアコンの結露水を活用している点は、エコですね。

詳しくは、こちらでどうぞ。

Self Watering Garden - Using recycled water from an air conditioner [Instructables]

Adam Pash(原文/松岡由希子)

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