ガーデニングを趣味にしているシリコンバレーの経営者・Ray Newsteadさんは、市販のストレージコンテナとメッシュバスケットを活用し、自動水やり機能の付いたプランター「EarthTainer」を作りました。
仕組みは右図のとおり。必要なものは
- ストレージコンテナ
- コンテナの3分の1くらいの大きさのメッシュバスケット
- プラスチックの筒
メッシュバスケットに土と苗を植え、コンテナの底に置きます。コンテナの残りの空間は貯水庫。地上に伸びるプラスチックの筒は、底の貯水庫につながっており、ここから水を注げば、水が蓄えられます。
このプランタは、毛細血管現象で水を下から吸い上げる方式を採用。ろうそくが燃えるとロウが融解し芯に吸い取られるように、バスケットの土に浸み込んだ貯水庫の水を必要な分だけ、植物が根から吸い上げるのです。
このプランターだと植物栽培に場所をとりませんし、移動もカンタン。マンションのベランダでも使えます。ちなみに、10ガロン(約37.85リットル)の水で、4~5日程度大丈夫だそうですので、短期間の旅行だったら、せっかく栽培している植物を枯らさずに済みますね。
詳しい作り方は、こちらの動画でどうぞ。
The Earth Trainer [via A Whole Lotta Nothing]
Jason Fitzpatrick(原文/松岡由希子)
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