年が明けたと思ったらもう1月も後半。「健康アップ」の決意に何もしていないとあせるあなた(自戒)。
新しい健康習慣をと思っている人に、ぜひおすすめしたいのがデンタルフロスです。
その理由は、1日5分投資のコスパがあまりにすばらしいから。
デンタルフロスを習慣に
歯磨きのみが推奨されそれだけをやっていた子どものころには虫歯治療が絶えなかったわたしですが、アメリカ留学を機にフロスを習慣に加えて20数年。
年に2回の定期検診も欠かず、新しい虫歯はゼロ、ずっと口腔の健康よし。こちらで受けた治療は、どれも日本での詰め物がはずれたりした場合です。
アメリカ政府の健康機関も口腔衛生のためにフロスの重要性を強調。
「Medical Daily」では、口臭の改善のため、それからとくに歯周病になりやすい2型糖尿病の人はフロスを取り入れるようにと勧めています。
わたしのまわりの子どもたちは、乳歯が生えたときからずっとフロスが習慣になっているので10代になっても虫歯がまったくありません。
ズバリ実践編
フロスは慣れればとても簡単です。
こちらの動画がわかりやすいので紹介します。
フロスを使って、歯と歯の間、そして歯周ポケットにも少し入れて掃除します。つまり、歯磨きでは届かないところを掃除するのがフロスの役目です。
では、フロスと歯磨きの順序は?
フロスを先にして食べかすなどを出し、それを歯を磨くことで流し落とすのがいいと歯医者さんに言われたので、わたしはそうしています。
ときどき先に歯を磨いてしまうこともあるのですが、その場合はフロスをしてからさっと口をゆすいでおしまいにします。
わたしは夜寝る前にしますが、習慣的にできるならいつでもかわまないと思います。
自分にあったフロスを選ぶ
自分で切って使うひもの定番タイプが難しいなら、プラスチックのハンドルがついていてY字やF字になっているものもあります。
フロス糸の太さもいろいろあるんです。麺類にたとえれば、そうめん、そば、うどん。
ひとつ試してみてダメだったとあきらめないで、いくつかトライして自分に合ったタイプを見つけましょう。
わたしがずっと使っているのは、歯に当たる面が広く滑りもよい、きしめんタイプ。
フレーバーつきのものもあります。アメリカではシナモンとミントが定番ですが、オレンジやストロベリーなど、いろいろなものが出回っています。
日本でも簡単に買える今だからこそ
わたしが初めて生フロス(?)を目にしたのは、大学卒業後に勤めた職場。アメリカ生活が長かった先輩が昼食後にフロスをしていたのでした。
まだフロスがそのへんで売っていなかった時代、彼女は日比谷界隈のアメリカ系ドラッグストアで買い求めていたようです。
でも、いまでは日本でも多種多様なフロスがどこでも買えるようになりました。
投資時間も投資額もわずか、でも、わたしの経験からは健康への貢献度の大きいこの習慣。
思い立ったが吉。ぜひ今年から取り入れてみてください。後悔しませんよ。
あわせて読みたい
Image: undefined undefined/GettyImages
Source: Medical Daily, YouTube
Reference: Healthy Woman, American Dental Association, クラブサンスター