就寝中に突然、ふくらはぎに激痛が走る「こむら返り」。

「足がつった」とも表現しますが、多くの人が経験したことのある症状だと思います。最近はリモートワークの増加とともに、こむら返りに悩まされている人も増えているようです。

今回は、『こむら返り 整形外科の名医が教える 最高の治し方大全』と『こむら返りは食事で治せる!』からその原因と対処法をご紹介します。

「こむら返り」「足がつった」そんな時の5つの対処法と予防法 | ライフハッカー[日本版]

「こむら返り」「足がつった」そんな時の5つの対処法と予防法 | ライフハッカー[日本版]

こむら返りが起こる原因

こむら返りは、ふくらはぎの筋肉の伸びすぎ・縮みすぎを監視する腱紡錘(けんぼうすい)が、うまく働かないことで起きます。

通常であれば、筋肉が収縮しすぎたときに腱紡錘がそれを感知し、脊髄から「筋肉を緩めろ」と指令がきます。しかし、何らかの理由によりその指令が出ず、収縮に歯止めが効かない状態です。

「何らかの理由」は、いくつか考えられます。たとえば、筋肉の疲労、ミネラルバランスのくずれ、水分・血流の不足など。

筆者の場合は、トレッキングで何時間も山歩きした日の夜に、しばしばこむら返りに襲われました。これは、筋肉の疲労によって起きたと考えられます。トレッキングに限らず、普段あまり運動しない人が、いきなり過酷な運動をした時は、こむら返りのリスクが増します。

ところが最近は、終日自宅でリモートワークする人が、こむら返りに悩む例が増えているそうです。

理由として考えられるのは、喉の渇きが感じにくくなって、必要な水分が摂取できていないというのが1つ。

また、日光に当たる時間が減って、ビタミンDの産生量が減り、それでカルシウムの吸収力が落ちて、ミネラルバランスが崩れるというのもあります。

運動のしすぎとは真逆の運動不足でも、こむら返りのリスクが増えるそうです。デスクワーカーでも油断できないのが、こむら返りのコワいところなのです。

こむら返りが起きたら?対処法

過去にさんざん、こむら返りに悩まされてきた筆者のイチオシは、漢方薬の「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」です。この薬には、腱紡錘の細胞のイオンバランスを正常にし、筋肉の過剰な収縮を抑える作用があります。

これを、コップ1杯の水とともに枕元に常備。こむら返りの痛みで目覚めたら、一包をすぐ服用します。漢方薬でありながら、私の場合は、びっくりするほど即効性があり、みるみる痛みが引いていきます。

芍薬甘草湯は、「コムレケア」といった商品名で、ドラッグストアで普通に売っています。ぜひ入手しておきましょう。

ちなみに筆者は、芍薬甘草湯を服用するとともに、追加でコップ1杯の水を、マルチミネラルのタブレットとともに飲みます。ほぼこれで、つらいこむら返りが収まります。

ほかに医師が推奨する対処法として、ふくらはぎを伸ばしたり、マッサージをするという方法があります。薬代はかかりませんが、努めてゆっくり伸ばすなどコツが要ります。

こむら返りの予防法

ほかの病気と同様、こむら返りも予防が肝心です。

医師がすすめる予防法をいくつか紹介しましょう。

まずは、ウォーキング。血流を改善するとともに、筋量の低下を防ぎます。お金もかからず、手軽に行えるという点でおすすめです。なお、ウォーキングの前後はストレッチをしておき、急な坂道は避けてください。

そして水分補給。ミネラルウオーターを必要充分な量だけ取るように心がけます。特に就寝前は、コップ1杯の水を飲んでください。夜中にトイレに起きるのが嫌だからと、晩ご飯を食べた後は水分を摂らないと考える人がいます。これは、いくつかの健康リスクを伴い、おすすめできません。

外出先でかなり歩いたり、山歩きをしたときなど、「今夜はこむら返りが起きるのではないか」という予感がしたときは、「ふくらはぎもみ」をすると効果的。

これは、足首から膝の裏にかけ、ゆったりと筋肉をもみほぐしていくものです。強くもむと逆効果になりかねないので注意してください。

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