Windows 10の目玉機能のひとつ、音声アシスタントの「Cortana」。現在、残念ながら日本語では利用できません。しかし、「地域と言語」の設定を変更することで、海外版のCortanaを利用することは可能です。設定方法は以下のとおり。

- 設定画面から「時刻と言語」を選び、「地域と言語」タブを表示する。
- 「国または地域」で『米国』を指定
- 「言語を追加する」から、「English」>「English(United States)」を選ぶ
- 「English(United States)」を既定の言語に設定し、「オプション」から音声認識データをダウンロードする
- 「音声認識」タブを開き、「このデバイスで音声認識に使う言語を選ぶ」が「英語(米国)」になっているかを確認。必要なら「この言語のネイティブでないアクセントを認識する」にチェックを入れる
- 「音声認識」タブの「マイク」から、音声認識をセットアップする。
- PCを再起動する
- スタートメニューから「cortana setting」を検索、CortanaのスイッチをONにする。利用許諾にOKし、Cortanaに呼んで欲しい名前を登録する。



設定が終わると、英語でCortanaを利用できるようになります。何ができるかは記事「Windows 10で使えるCortanaのコマンド」をどうぞ。
なお、この設定を行うとWindowsのインターフェイス、およびEdgeブラウザの言語も英語になります。日本語環境に戻すときは、アクションセンターの「All Seting」>「Time & Language」>「Region & language」から。
(金本太郎)