新生児の聴力検査で用いられる音波で、ひとりひとりに合わせた“オーダーメイドサウンド”を作成。そんな唯一無二の技術を持つオーディオブランド・ Nuraが、CAMPFIREで新製品のプロジェクトを実施中です。
その名もズバリ「NuraTrue Pro」。10月20日の執筆時点で、支援総額2200万円を突破している大注目のワイヤレスイヤホンで、“ワイヤレス×ロスレス音源対応×オーダーメイド音質”を叶えた、“ワイヤレスの新常識”とも言える革新的な存在です。
「NuraTrue Pro」が対応している「Qualcomm aptX™ Lossless」は、44.1kHz、16ビットのCDロスレス音質をサポート。ビットレートは最大1.2Mbpsを誇り、レコーディングスタジオで録音されたCDとほぼ変わらない音質(※)を実現しているというから驚き…!
今回は、実際にデモ機を試用し、専用アプリ連携により利用できる機能を中心にご紹介します。
(※)「Qualcomm aptX™ Lossless」の再生には、ASUS ROG Phone 6ほかロスレス音源をサポートしたスマートフォンが必要となります。
デザインや同梱物をチェック

まずは、充電器を兼ねたケースからイヤホンを取り出してみました。ブラックを基調とした円形のデザインで、中心のブランドロゴがほどよいアクセントになっています。

ケースの充電には、付属のUSB Type-Cケーブルを利用します。過去にプロジェクトを実施していた「NuraLoop」は専用の充電ケーブルが必要だったので、他のデバイスと共用可能になったのは何気に嬉しいポイントでした。
なお、イヤホンのみで連続再生時間8時間、ケース込みなら最大32時間のロングライフを実現しています。Qi規格に準拠した充電器に置くことでも、ケースの充電が可能です。

耳に固定するウイングアタッチメントや、イヤーチップはサイズや形状別に複数が付属。耳孔の大きさや好みのフィット感に合わせてカスタマイズできます。
ちなみに、イヤーチップ選びはオーダーメイドサウンドを作成する上でも重要です。内蔵された高感度マイクで、聴覚を司る蝸牛(かぎゅう)から放出される音波を測定し、聴覚を自動測定。
そのデータをもとに最適な聴覚プロファイルを作成する…という仕組みなので、耳孔にしっかりフィットするイヤーチップをあらかじめチョイスしておきましょう。

イヤホン本体は大きく見えますが、重量は片方8.6gと軽く抜群のフィット感。メタリックな質感で、耳元を飾ってくれます。
耳に合うウイングアタッチメントをセットしていれば、移動したり頭を振ったりしても外れる心配がなさそうなところも好ポイントでした。
アプリでオーダーメイドサウンドを作成

オーダーメイドサウンドの作成は、ほぼ専用アプリ任せでOKという簡単さ。
イヤーピースやウイングアタッチメント選びや、耳孔への密閉に関するアドバイスに従って進めるだけで、数分もかからずプロファイリングデータを作成可能です。

気になる音質ですが、「ニュートラル」状態ではわりとスカスカ気味で「あれ?」と思うかもしれません…が、心配ご無用。「パーソナライズ済み」に設定すると、音が激変します。
今回はセロニアス・モンクによるジャズの名盤『ソロ・モンク』を聴いてみたのですが、まるで間近で演奏してもらっているような臨場感。軽快なピアノの音色に隠れた小さな唸り声まで、鮮明に聴こえてきます。
使用しているスマートフォンの関係で今回はロスレス音源ではなかったのですが、それでも十分すぎる音質。これ以上があるなんて、正直驚きです…。ジャズに限らず、アンビエント/R&B/ヒップホップ/ロック/フォーク/歌謡曲etc. どんなジャンルにもマッチするはず。曲に合わせてイコライザーをいじって、より良いバランスを探ってみるのもオススメです。
プレイリストの聴き直しが習慣になりそうなほど、音楽好きにはたまらないイヤホンだと思いますよ!
その他の機能も充実
ここからは、アプリから操作できるその他の機能をご紹介しましょう。

「反響レベル」では、低音の響きを調整でき、プラスにするとよりライブ感のある響きを楽しむことが可能に。音源を聴くときに利用すれば、会場さながらの臨場感を味わえるかもしれません。
また、周囲の音を聞きたいときは「ソーシャルモード」の利用がオススメ。楽曲を再生しながらでも自分の声が聞き取れて、難なく会話ができるレベルです。散歩やランニングの最中にも重宝するでしょう。
反対に、不要なノイズを遮断して音楽鑑賞に没頭したいときは、最新のANC技術である「アダプティブ・アクティブ・ノイズ・キャンセレーション」の出番。自動&継続的にノイズキャンセリングが微調整されるので、自然な音質で楽曲を楽しめました。

続いて「空間オーディオ」ですが、こちらはスウェーデンのサウンドパイオニアであるDiracによるもの。オンにすることで普通の音源でも、リッチで立体感のある音像になります。ホール内で反響まで含めて聴いているようで、“音に包み込まれる”印象を受けました。
最後にご紹介する「タッチボタン」は、音楽の再生/停止やトラック送り、音声アシスタントの呼び出しetc. さまざまな操作の割り当てが可能です。自分好みにカスタマイズして、よく使う機能を割り当てておけば、身体の一部のごとく自在にコントロールできるでしょう。
骨伝導マイクを含む4つの内蔵マイクでクリアな音声通話ができたり、イヤホンを外すと自動的に音楽を一時停止したりと、一度に紹介しきれぬほど多くの便利な機能を備えた「NuraTrue Pro」。
現在CAMPFIREでは、一般販売予定価格45,980円(消費税・送料込み)のところ、35%OFFの29,887円(消費税・送料込み)から支援可能です。
ロスレス音源とパーソナライズされた音が組み合わされば、正しく鬼に金棒。製品の詳細が気になる方は、下記リンク先ページもあわせて要チェックです。
>>NuraTrue Pro: 世界初ワイヤレス×ロスレス×オーダーメイド音質革命
Photo: 山科拓郎
Screenshot: nura
Source: CAMPFIRE,Apple Music