隣の席にいる人にちょっとしたデータを渡したい時、みなさんどうしてます?よくあるのがフラッシュメモリにいれて受け渡す方法。でも、このやり方って結構手間がかかってるんですよね。

例えばこれだけ手間がかかります。

1. Aさんのパソコンにフラッシュメモリを接続。 2. データをドラッグアンドドロップ。 3. フラッシュメモリを抜く。 4. フラッシュメモリをBさんに渡す。 5. Bさんのパソコンにフラッシュメモリを接続。 6. データをドラッグアンドドロップ。 7. フラッシュメモリを抜く。 8. Aさんに返す。

しかも、「ごめん、フラッシュメモリ、あとで返すね! 」なんていわれた日には、フラッシュメモリを返してもらったかどうかとか、紛失していなかとかをしばらく気にし続けなければいけません。

本来ならデータを相手に渡した時点で完了するタスクが、フラッシュメモリを使うことで、フラッシュメモリが返却されてくるまで待たなければならず、タスク完了までの時間が延びることになります。

ただデータを渡したいだけなのに、フラッシュメモリを使うことで付随する作業が思った以上に増えてしまうんですね。

でもそんな時、Mac同士ならBluetoothのファイル共有で簡単にデータを渡すことができ、フラッシュメモリでやりとりする時の煩わしさから解放されます。

[設定方法]

1.システム環境設定→Bluetoothで"入"にチェック。(送信側、受信側の端末に設定)
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2.システム環境設定→共有で"Bluetooth共有"にチェック。(送信側、受信側の端末に設定)
090828bluetooth1.jpg

3.渡したいデータを選択し右クリック→その他→Bluetoothデバイスに"○○"を送信を選択
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4.渡したい相手を選択
090828bluetooth4.jpg

[Bluutoothファイル共有のメリット]

  • 無線でやりとりができるので、フラッシュメモリのような外部装置や有線/無線ネットワークを必要としない。
  • データを送信した時点でこのタスクは完了する。(フラッシュメモリの返却を待たなくていい)
  • フラッシュメモリの紛失等の管理をする必要がない

なお、Bluetoothは速度が遅いので大きなファイルの転送には向きません。

また、Macのノートの場合、常時Bluetoothの機能を入りにしているとバッテリーの消費が増えるのでご注意を。

(ドサ健)