あなたは毎月、サブスクリプションサービスにどのくらいのお金を払っていますか?
月々の利用料は自動で引き落としされますし、こうした会員制サービスに加入するメリットにも、すっかり慣れっこになっていることでしょう。
お試しサイズのコスメセットや、ビデオゲームをモチーフにしたTシャツが毎月届くサービス、家で行うヨガのルーティンをカスタマイズできるアプリ――。
そうしたものが、月々の利用料と引き換えに利用できます。
毎月の生活費という大枠の中で見れば、10ドルや20ドルほどのサービス利用料は、微々たる金額に思えるかもしれません。でも、月々のコストよりさらに長いスパンで考えたらどうなるでしょう?
年間にかかる額をまとめて前払いしなければいけないとしても、あなたはまだ、そのサブスクリプションを利用したいと思うでしょうか?
年間の費用を計算して、それでも払いたいか?
Redditユーザーのligmapolisさんが、こうしたサービスの利用料を節約するきっかけになるアドバイスを書き込んでいたので、ご紹介しましょう:
サブスクリプションサービスの月々の利用料を、年間コストに換算して考えてみてください。月20ドルなら、年間では240ドルになります。そのサービスにそれだけの価値はありますか?
実に簡単な問いかけではありますが、毎月あなたが支払っているこまごまとした出費について、心の中でチェックするきっかけになるようなアドバイスです。
サービスの利用料について、月々の支払額を気にするだけでなく、もっと長期的な視点を持てば、サービスの便利さだけでなく、お金に見合った価値があるかという観点からチェックができます。
「会員制サービスに加入する」というチェックボックスを眺めて、あなたはこう考えるかもしれません。「オレンジは私の大好物。毎月たった10ドル払うだけで、オレンジが1箱、家まで届けられるなんてすばらしい!」と。
でも、年間120ドルをオレンジだけに費やしてもかまわないと思うほど、あなたはオレンジが好きなのでしょうか?
このように、会員制サービスやサブスクリプションの利用費を年額に換算して分析すると、深く考えずに加入してしまったサービスを見極め、解約して費用を節約することもできます。自分が何に価値を置いているか、改めて見直す機会と考えてください。
毎日のヨガのルーティンだけは欠かせないというなら、それは絶対に削れない費用です。でも、毎月しゃれたTシャツが送られてくるサービスには、入り続ける必要はないかもしれません。
一括払いで安くなるかチェックしよう
さらにサブスクリプション節約術の達人になりたいなら、あなたにとって一番価値があるサブスクリプションサービスの詳細をチェックして、前金で一括払いすると割引が受けられないか調べてみましょう。
私は以前、とある企業会計サービスを月払いで契約していました。利用料は月額24ドルだったのですが、1年分を一括払いすると割引が受けられる制度がありました。
一括払いの料金は年間250ドルで、これなら1カ月あたりのコストを20ドル強にまで抑えられます。当面の資金繰りに問題がなく、そのサブスクリプションサービスがあなたにとって欠かせないものなら、私のように一括払いに切り替えて、40ドル弱を得するのも良い選択かもしれません。
というわけで、ぜひ一度、この視点でチェックすることをおすすめします。
年間コストを考えた時に、利用料に値する会員制サービスやサブスクリプションはどれなのか、見直してみる価値はあるはずです。
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Image: sitthiphong/Shutterstock.com
Source: Reddit
Lisa Rowan - Lifehacker US[原文]