「Apple Watchを買ったけれど、十分に活用できていない」「使うのはメールや天気などの基本機能程度」

そんな方は多いかもしれません。しかし、Apple Watchには数々の便利なアプリがあります。今回は、ビジネスパーソンが日々の業務や情報収集に活用できるApple Watchアプリ5選をご紹介します。

1. 通勤中の語学学習に役立つ「Podcast」

Apple製の各デバイスに標準搭載されているアプリ「Podcast」は、ニュースや語学をはじめとしたさまざまな番組を音声で聴けるサービス。

すでにiPhoneやMacから利用しているという人も多いと思いますが、Apple Watchを使うと番組の選択や再生・停止などの操作を手首から行えるようになるので、移動中の聴取がさらに便利になります。

聞きたい番組は、あらかじめiPhoneの「Podcast」アプリから「登録」をタップしてライブラリに追加しておきましょう。

ライブラリはiPhoneとApple Watchで同期されるので、登録した番組はApple Watchのアプリからも聴けるようになります。

なお、ライブラリの同期はApple Watchの充電中に行われます。登録した番組をすぐにApple Watchのライブラリに表示させたい場合は、いったんApple Watchを外して電源に接続し、同期しましょう。

番組を聴くときは、Apple Watchの「Podcast」アプリの「ライブラリ」から番組および、各番組の最小単位であるエピソードを選んで再生します。

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Screenshot: 酒井麻里子 via Podcast

再生画面では、15秒の巻き戻しや30秒の早送り、再生速度の変更なども行えるので、語学学習にも役立ちますよ。

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Screenshot: 酒井麻里子 via Podcast

2. ラジオを聞くなら「radiko for Watch」

移動中の情報収集に便利なのが、「radiko for Watch」です。アプリを起動して放送局を選択すると、現在放送中のラジオ番組を聴くことができます。

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Screenshot: 酒井麻里子 via radiko for Watch

聴取中の画面から「番組詳細」をタップすれば、番組概要や放送時間、出演者などの情報も確認可能。また、番組によっては最新のオンエア曲を見ることもできます。

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Screenshot: 酒井麻里子 via radiko for Watch

なお、このアプリは、過去の放送を聴ける「タイムフリー」や、有料会員向けサービスの「エリアフリー」などには対応しておらず、聴けるのは現在のエリアで放送されているリアルタイム放送のみとなります。

そのため、聞き逃した過去の番組を移動中に聴くといった用途には使えませんが、朝の通勤時間にニュースを聴きたい場合などに活用できます。

3. 次の電車を素早く確認できる「乗換案内」

Yahoo! 乗換案内」のApple Watchアプリでは、よく利用する駅と路線を登録しておくことで、次の列車の発車時刻までのカウントダウンを表示できます。

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Screenshot: 酒井麻里子 via Yahoo! 乗換案内

さらに、この後の時刻表を見ることも可能。発車番線や、普通・快速といった列車の種類も表示されます。

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Screenshot: 酒井麻里子 via Yahoo! 乗換案内

なお、表示する時刻表は2つまで登録可能です。設定は、iPhoneアプリで「My時刻表」に駅と路線を追加し、その後、My時刻表に追加したものの中からApple Watchに表示する時刻表を選択するという手順で行います。

スマホアプリのように路線検索などを行うことはできませんが、「次の電車までにコンビニやトイレに寄りたいけど時間あるかな?」といった状況で、すばやく次の発車時刻を確認できるのが便利です。

4. メモの全文閲覧が可能な「OneNote」

ノートアプリの定番、「OneNote」のApple Watchアプリは、テキストのメモなら全文を閲覧することが可能。

目を通しておきたい資料などをあらかじめ貼り付けておけば、移動中のスキマ時間に確認できます。

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Screenshot: 酒井麻里子 via OneNote

また、音声での新規メモの追加も可能。思いついたアイデアなどをその場ですぐに登録できます。

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Screenshot: 酒井麻里子 via OneNote

なお、PCやスマホアプリのOneNoteでは、「ノートブック」「セクション」という階層に分かれてページが表示されますが、Apple Watchの場合、すべてのページが更新順に表示されます。

そのため、更新日の古いページは少々探しづらくなりますが、一方で、最近使ったページは階層をたどることなく、すぐにアクセスできるのがメリットです。

5. パワポのリモコンにもなる「PowerPoint」

PowerPoint」のApple Watchアプリは、iPhoneのPowerPointアプリのリモコンとして利用できます。

iPhoneでプレゼンテーションのファイルを開き、Apple Watchでもアプリを起動すると、左右の矢印でスライドの「進む」「戻る」の操作を行えます。

画面にはプレゼンの経過時間も表示されるので、時間配分を意識しながら進めることが可能です。

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Screenshot: 酒井麻里子 via PowerPoint

PCの使えない状況で急遽プレゼンを行う必要に迫られた場合などに活用したいアプリです。


今回ご紹介したものは、いずれも定番サービスのアプリなので、「iPhoneやPCでは普段から使っている」という人も多いのではないでしょうか?

Apple Watchアプリをあわせて利用することで、これらのサービスをより便利に快適に使いこなせるようになります。

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