今回は、筆者も監修として関わっている手帳「G.B.Planner」をご紹介します。
このG.B.Plannerは、ガントチャートを採用した手帳です。
ガントチャートとは、主に進行管理に使われるフォーマット。
横が日付の時間軸、縦が項目名になっているものです。各項目の進行予定を日付欄に沿って矢印で記入し、あわせて細かな注意なども書き加えていく、という使い方をします。
プロジェクトの工程や進捗を一覧しやすいのが、このガントチャートの利点。
以前紹介したジブン手帳などでも、このフォーマットは採用されています。
しかし、ほかのガントチャート手帳とは違う、このG.B.Plannerならではの最大の特徴は、月間予定とガントチャートを完全に一覧できることです。
それでは詳しく見ていきましょう。
翌月への項目引き継ぎが簡単



G.B.Plannerのガントチャート部分には、独自の工夫がなされています。それは「折りたたみ式」になっていることです。
このガントチャートは、広げることでA4サイズになります。ワイドに記入できて便利なのはもちろん、ほかにも折りたたみ式の利点があります。
それは、項目の引き継ぎが簡単なことです。
一般にガントチャートを採用した冊子型の手帳では、項目を引き継ぐ際、前のページをめくって確認しながら転記していくことになります。これはなかなか、手間な作業。
しかしG.B.Plannerでは、ガントチャートの右端の部分を折り返すと、翌月のガントチャートの項目名がすぐ横にあらわれるのです。これなら項目の引き継ぎも簡単です。
月間予定とプロジェクト進捗をひと目で把握

このG.B.Plannerのもう一つの特徴は、左側のページがオーソドックスな月間ブロックフォーマットになっていることです。
そのため、各種の予定と、各プロジェクトの進行を同時に参照するのも簡単です。
大きなイベントだけ管理するならばこれで十分。なにより右側のガントチャートと並べて予定が対照できるのは、この手帳ならではの利便性です。
アナログな手帳だからこそのメリット
手帳は紙の記録媒体。記録ツールとして、スマートフォンやパソコンと比べた時、手帳には記入面積が限られているというデメリットがどうしても出てきます。
このG.B.Plannerは、折りたたみ式を採用することで、記入面を拡張。さらに次ページへの項目の引き継ぎも簡単にすることで、そのデメリットを感じさせない工夫が凝らされています。
さらに、記入面積が限られているということは、逆にスマートフォンやパソコンのようにスクロールする必要がなく、見開きで全体を把握できるメリットもあります。
G.B.Plannerは月間ブロックとガントチャートを並置することで、手帳を開けば予定と進行がひと目で一覧できるという強みも備えているのです。
アナログな記録媒体である手帳ならではの良さ、ぜひG.B.Plannerで体感してみてください。
Source: Art Print Japan-Online, Amazon