もしもの災害の備えに、食料や飲料水などを備蓄しているご家庭は少なくないでしょう。
ところが、意外と盲点なのが「トイレ」です。2~3日ぶんの簡易トイレでは足りなくなるかもしれませんし、充分な数を備蓄しておくには、けっこうな費用や収納スペースが必要です。
とはいえ、何かあってから購入するのでは間に合いません。
そこで、ニューストーンインターナショナル株式会社が販売している業務用の凝固剤「Newsorb(ニューゾーブ)」をご紹介します。
これに黒いビニール袋さえあれば、必要に応じて簡易トイレを作れます。ほかにも、いろいろな用途に使えるライフハックアイテムなんですよ。
吸水力が極めて高い凝固剤
「Newsorb」は主にアクリル酸塩系を原料とした高吸収性樹脂とのこと。日本では紙おむつによく使われている凝固剤と聞くとイメージしやすいですね。
自重の400〜700倍の水を吸収してゲル化し、吸収したあとは多少の圧力をかけても水分がほとんど逃げ出さないのだとか。
使い方は、対象物が見えなくなるぐらいまんべんなく「Newsorb」を振りかけます。しばらく放置しておけば、対象物がパサパサの状態になるとのこと。
ペットボトル1本(約500ml)分の水分を吸収するのに要する時間はおよそ3分だそう。
なお、油分や塩分を多く含む液体は固化しにくいとのことで、ご留意ください。
業務用サイズでたっぷり。さまざまに使える
こちらの商品の容量は1kgとなっており、備蓄しやすい大袋入り。災害時に4人家族が簡易トイレとして使うのであれば、2〜3週間はもちそうです。
また、トイレ以外にもさまざまな活用法がAmazonのレビューで紹介されています。
たとえば、車に「Newsorb」を常備しておけば、お子さんが乗り物酔いで車内を汚してしまった際、掃除するのが楽になります。
それに、車中泊をする際、ラーメンのスープやコーヒーの飲み残しなどを「Newsorb」で固めてしまえば、そのまま家に持ち帰って可燃ゴミとして処分できるそうです。
そのほかにも、厚手のビニール袋に入れて凍らせておけば保冷剤になりますし、アロマオイルなどを染み込ませて消臭剤を手作りするのも良さそう。
意外なところでは、庭の土に混ぜることで保水性を改善できるそうですよ。
保管の仕方に注意して便利に使おう
注意点としては、見た目がグラニュー糖のように白くてサラサラしているので、小さなお子さんが誤って口にしてしまわないよう気をつけましょう。
それに、なるべく湿気が少ない場所で保管するのがよさそうです。
「Newsorb」は、家に1つあると便利なアイテム。アイデア次第で多様に使えるため、挙げた例以外にも自分のライフスタイルに合った活用法を編み出してみてはいかがでしょうか。
なお、以下の表示価格は執筆現在のもの。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
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Source: Amazon.co.jp