私は、数年前からネットワーキングイベントで名刺をくれた人には、「お会いできてうれしく思いました」というフォローアップのメールを送るようにしています。
こうしておけば、相手のメールアドレスが私のメールボックスに残るので、後でいつでも見つけ出せます。
それに、ちょっと優雅な作法だと思います。メールを送るのは、その人が私と会って話す時間を取ってくれたことへの感謝の表現であり、今後もつながりを持ち続けたいという意思表示でもあります。
面接の後には面接官にお礼のメールを送ろう
もう1つ、私が心がけていることは、採用面接を受けたら面接官にお礼のメールを送ることです。
大学時代に、採用面接を受けたら必ずお礼のメールを送る方が良いと誰かに言われて以来、そうするように心がけてきました。おかげで、少し他人より目立てたこともあります。
今週のBusiness Insiderで、ウェブ版のエグゼクティブ・マネージング・エディターであるJessica Liebmanさんの話を読みました。
彼女は、これまで何百人もの採用に携わってきましたが、面接の後でお礼のメールを送ってこない人は採用しないと言います。
Liebmanさんによれば、お礼のメールを送るのは、本気でその仕事に就きたいと思っている証拠であり、マナーが良いだけでなく、面接官のメールアドレスを自主的に活用する力がある証拠だそうです。
お礼メールを送ったからといって必ず採用されるわけではありませんが、少なくとも、採用の際にカウントするポイントになります。おそらく、他の多くの採用担当者でも同様でしょう。
面接のお礼メールの書き方
では、お礼メールには何を書けばいいのでしょうか。
堅苦しい文章を長々と書くのではなく、簡潔にしましょう。面接後2日以内に、「面接のお時間をいただき、ありがとうございました」と面接官に感謝の気持ちを表し、その仕事にあなたが向いていると考える理由を思い出してもらいます。
結婚のお祝いギフトをもらったり誰かのお世話になったりしたとき、お礼状を出すのと同じで礼儀正しい行いです。
また、面接後に送るお礼メールによって面接官に思い出してもらい、自分はその仕事に興味があり、採用されたら会社に貢献できるはずだというメッセージを伝えられます。二次面接に呼ばれる確率が、ダントツに高くなるでしょう。
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Image: GettyImages
Source: Business Insider
Emily Price – Lifehacker US[原文]