最近TikTokで、アボカドを水につける保存方法が話題になっていました。

しかし、残念ながら米食品医薬品局(以下FDA)によると、正しくないことが分かったのです。

アボカドを水に浸けて保存してはいけない理由

FDAの広報担当者は「Good Morning America」で、アボカドを水に浸けて保存するハックは、実は非常に良くないアイデアだと言っていました。

アボカドの皮には、通常は少量ですが、リステリア菌やサルモネラ菌などの病原菌が付着している恐れがあります。アボカドを食べる前に水洗いし、野菜用のブラシなどでこすれば、普通は雑菌は問題にならない程度に取り除かれます。

しかし、冷蔵庫で数週間保存すると、このような雑菌が増殖。

リステリア菌は、健康な成人でも食中毒になりますが、妊婦がリステリア症になると、特に赤ちゃんに危険が及びます

冷蔵庫で数日間保存したアボカドは、洗っても最近を十分取り除くことができず、安全ではありません。

FDAの研究で、アボカドを水中で保存すると、アボカドの果肉に入り込むおそれがあることがわかっています。

アボカドが茶色くならないように保存する方法

うれしいことに、水に浸けなくても、切ったアボカドが茶色くならない保存方法はあります。

アボカドが茶色くなるのは、果肉が酸素に触れたことによる化学反応。

アボカドの切った断面を酸素に触れないようにするか、茶色くなる化学反応を起こさないようにすればいいのです。それには、以下のような方法があります

  • レモン・ライムの果汁は、クエン酸やビタミンCなどの抗酸化物質を含んでいるので、茶色くなる化学反応を妨げます。切ったアボカドの断面に、酸味のある柑橘類の果汁を少し塗るだけでいいです(リンゴにも応用できます)。
  • 食品用のプラスチックラップも、アボカド(ワカモレでもOK)が変色しないようにするもう一つの簡単な方法です。アボカドの切り口に、空気が入り込まないようにラップをするだけです。
  • スプレーオイルにも、ラップと同じような効果があります。アボカドの切り口にオイルをスプレーすると、薄い膜が張ったようになり、酸素が入り込みません。

Source: Good Morning America, Food Safety, CDC