Mozillaの人気ウェブブラウザー最新版「Firefox 106」がリリースされました。
このバージョンには強力な新機能がいくつか搭載されていますが、なかでも目を引くのが、オーバーホールが施されたPDFビューアーです(ずいぶん待たされました)。
Firefoxを使っている人、そしてブラウザーの切り替えを検討している人のために、この最新版Firefoxで何ができるのかを、一緒に見ていきましょう。
基本的なPDF編集が可能に
Firefoxで、基本的なPDF編集ができるようになりました。PDFフォームを記入したり、署名を追加したり、注釈をつけたりといったことができるようになったのです。
PDF編集に特化した専用アプリほどパワフルというわけにはいきませんが、普通の人ならこれで十分でしょう。
インブラウザー内のツールが立派に仕事をしてくれるのなら、わざわざ別のアプリを使いたくないという人に、特におすすめです。
契約書にサインしたり、アンケートに答えたりするだけなら、Firefoxに組み込まれているPDFエディターで十分でしょう。
Macの「テキスト認識」をサポート
この最新版Firefoxは、macOSで使える便利な機能「テキスト認識表示」にも対応しています。これにより、Firefoxを使っていても、画像からテキストをコピーできるようになりました。
最初に画像をダウンロードしなくても、別の場所に移したいテキストを抜き出せるようになったのです。
また、画像からテキストを読み上げてくれるMacの機能「VoiceOver」にも対応しています。
※この機能を使うには、バージョン10.15以降のmacOSが必要になります。
プライベートブラウジングモードを、タスクバーにピン留めする
Firefox 106なら、プライベートブラウジングモードを開くのも簡単です。
Windowsタスクバーに、プライベートウィンドウ用のショートカットをピン留めできます。
新しくなった「Firefox View」
デバイス間でブラウジングデータを同期するのも簡単になりました。
スマホでもコンピューターでもFirefoxを利用している人なら、「Firefox View」機能を使うと、もう一方のデバイスで開いているタブや、閉じたばかりのタブを見つけられます。
Firefox 106をインストールしたら、画面の左上にあるFirefoxのアイコンをクリックすると、Firefox Viewにアクセスできます。
このページでは、現バージョンから導入された新しいテーマも選択が可能です。
ここから、あなたの個性や今の気分にぴったりの「Colorway」を選びましょう。
Source: mozilla