最近Mozillaは、あとで読む系アプリの「Pocket」を2025年7月8日で終了することを発表しました。私のような愛好者は、今まさに代わりになるものを探しはじめています。
Pocketのサービス終了は2025年7月8日ですが、保存したデータの移行は同年の10月8日まで可能ですので、今のうちに自分に合う代わりのアプリやサービスを見つけ、試しておきましょう。
ブラウザのリーディングリスト機能を使う

誰にでも使いやすいという理由から、私はシンプルなツールを強く推奨しています。
ブラウザベースのリーディングリストも、間違いなくこのうちの1つ。ChromeとSafariのどちらも、あとで読むために記事を保存することができる「リーディングリスト機能」が付いています。
Safariは保存した記事をオフラインで読むことができ、Chromeは保存したページを読み込むだけです。
Chromeでも技術的にはオフラインで記事を保存できますが、ウェブページ全体として保存され、個別にファイル管理する必要があります。
そのため、記事を読んだあとに削除するのが、既読にするだけのアプリよりも非常に不便です。
Safariのリーディングリスト
Safariでリーディングリストを使うには、共有ボタンをタップし「リーディングリストに追加」をタップします。
iPhoneで保存した記事にアクセスするには、Safariのタブバーのブックマークアイコンをタップして、メガネアイコンをタップします。オフラインに記事を保存するには、「設定 > アプリ > Safari」に進み、「自動的にオフライン用に保存」を有効にしましょう。
一方Macの場合、ブラウザウィンドウの左上の緑のボタンの横にあるサイドバーのアイコンをクリックし、「リーディングリスト」を選択することで、保存したリーディングリストにアクセスできます。
また、「Safariメニュー > 設定 > 詳細」に進み「記事をオフラインで読むために自動的に保存」にチェックを入れると、自動的にオフラインでの保存がされます。
Google Chromeのリーディングリスト
デスクトップ版のリーディングリストは、3つの点のアイコンをクリックして「ブックマークとリスト > リーディングリスト」にあります。
Androidでは、3つの点をタップしてスターを選択し、iPhoneでは、3つの点をタップして「リーディングリスト」をタップすればアクセスが可能です。
ブラウザベースのリーディングリストは便利ですが、タグ付けしたり、トピックや自分で作成したフォルダで記事を整理したりするなど、あとで読む専用のアプリと比べると物足りなさがあります。
Instapaper:Pocketに一番近い代替アプリ

「Instapaper」は、Pocket同様2000年代後半に最初にリリースされ、今でもサービスを展開しています。
Android、iPhone、ウェブ版のアプリがあり、無料版でも記事の保存・整理・同期が無制限で利用できるのが特長です。
ただし、無料版では少し広告が表示されます。有料版は月額5.99ドル(約850円)、年額59.99ドル(約8,500円)で、広告非表示、全文検索、ノート機能の無制限利用、Kindleへの自動転送といった便利な機能が追加されます。
しかし、有料版で一番の機能は、速読と自分のKindleへの記事送信です。
速読機能は、記事を画面中央に1単語ずつ高速で表示することで、視線移動を減らし、より速く内容を理解するのに役立ちます。また、Kindleへの記事送信も、E Ink(電子ペーパー)で長文記事を読むのにとても良いです。
GoodLinks:Appleデバイスにピッタリ

「GoodLinks」は、すべてのAppleデバイスにピッタリのあとで読むアプリです。
App Storeで1,500円でアプリを購入すると、自分のiPhone、iPad、MacすべてのGoodLinksアプリにアクセスできます。
記事の文字をハイライトでき、ハイライトの色分けもできるので、選択した文章が探しやすいです。
共有シートを使うだけで、どんなウェブサイトの記事も簡単に保存してオフラインで読むことができます。また、最近は「Bluesky」のスレッドの保存にも対応していい感じです。
そして、GoodLinksはアカウントの作成が必要なく、iCloudを使ってデバイス間でリーディングリストを同期できます。
初回の購入後、1年間は無料で機能のアップデートを受けられ、将来的に開発された機能を追加したい場合は、年額5ドル(約710円)を払えばアクセスできます。
しかし、GoodLinksにはすでに必要な機能はほとんど揃っているので、必要不可欠な機能が制限されることはないでしょう。






















