あなたのTo-Doリストを思い浮かべてみてください。それは、タスクを完了できた(あるいは、できなかった)「理由」まで教えてくれるでしょうか?
私のリストは、そうではありませんでした。ただただ、罪悪感の記念碑のように積み上がっていくだけ。
だから私はリストを捨て、2つのジャーナリング(日記術)を融合させることで、後悔を行動に変えることにしたのです。
この記事のポイント3行まとめ
- 従来のTo-Doリストが抱える「なぜ終わらないか分からない」問題を、「書く」ことで解決する新しいタスク管理術。
- 「バレットジャーナル」と「インターシティシャル・ジャーナリング」を組み合わせ、タスクとタスクの間の思考や感情を可視化する。
- Apple Notesなど身近なツールで実践可能。重要なのはツール選びより、自分に合ったシンプルで継続できる仕組みを作ること。
なぜ私は「書く」ことに回帰したのか
長年、私はTo-Doリストとの付き合いに苦労してきました。
昼過ぎには圧倒されるほどタスクが増えるか、リスト自体が不完全に感じられてしまうのです。項目を一つ消すたびに、ほんの数分間の満足感は得られます。しかし、刻々と変化する優先順位や思考の過程までは捉えきれませんでした。
私が必要としていたのは、単にタスクを並べる以上のシステム。計画と文脈、内省、アイデア、そして進捗追跡を一体化できる何かでした。
その豊かな体験を提供してくれたのが、ジャーナリングです。
最強の組み合わせ「バレットジャーナル」+「インターシティシャル・ジャーナリング」とは?
私がたどり着いた生産性システムは、2つのジャーナリング手法を融合させたものです。それが「バレットジャーナル」と「インターシティシャル・ジャーナリング」です。
素早く記録する「バレットジャーナル」

バレットジャーナルは、考案者であるライダー・キャロル氏に敬意を表すべき手法で、「ラピッドロギング(素早い記録)」を用います。
短い簡潔なメモと記号を組み合わせて、タスクやイベント、メモを柔軟に追跡するだけ。日々のやるべきことを書き出し、完了したタスクに印をつけ、予定を管理するのに最適です。
私が特に気に入っているのは、その適応性の高さ。未完了のタスクを翌日に持ち越したり、優先事項を強調表示したりするのがとても簡単なのです。
思考の隙間を埋める「インターシティシャル・ジャーナリング」

一方、インターシティシャル・ジャーナリングは、タスクとタスクの間の「隙間」を埋めてくれます。
これは、一日を通して思い浮かんだ考え、内省、課題、進捗などを書き留める習慣です。このジャーナリングは、計画と実行の橋渡し役となります。仕事の流れを断ち切ることなく、業務に関する感情やアイデアを整理できるのです。
さらに、エネルギーの低下や、逆に深く集中できた瞬間など、通常のTo-Doリストでは見過ごされがちな「ブロッカー」や「ハイライト」を浮き彫りにしてくれます。友人はLogseqというツールを使っていますが、私はもっと身近なツールを選びました。
実は、バレットジャーナルには元々「メモ」の項目があり、これを使ってインターシティシャル・ジャーナリングのように自分の考えを記録できます。あるタスクから次のタスクへ移るときや、休憩を取るときの瞬間に意識を向け、書き留めるだけです。
この2つを組み合わせることで、何をすべきか、なぜそれが重要なのか、そしてそれを実行しているときにどう感じているのか、というダイナミックな日々の記録が手に入りました。
さらに、いつでも見返せるもう一つの欠けていたピース、つまり日々のカオスを解き明かす「時系列の物語」も得られたのです。






















