年末年始は、帰省や旅行、来客、お正月の買い物を任されるなど、ストレスになることもあります。一方で、運動する時間がなく、いつもの運動を飛ばしてしまうと、さらにストレスになるかもしれません。
以前、米Lifehackerでは、旅行中でも運動の時間をもうけることはメンタルの健康にも良いと書いていたことがあります。
運動することで、規則正しい生活を送り、脳内の不安を少し減らし、1日の大半を座って過ごすような時も柔軟性や運動能力を感じられます。
しかし、忙しい日々のなかで、いつもと同じように運動するのは難しいものです。
運動する時間が十分になかったり、いつもと同じ手順で運動できなかったり、スポーツジムでやっているのとまったく同じようにできなかったりするでしょう。
▼関連記事を読む
継続力のポイントは「3つの選択肢」
しかし、ワシントン・ポスト紙のフィットネス・トラッカーを捨てるという記事で、この問題の素晴らしい解決法に気づきました。(ところで、個人的にはフィットネス・トラッカーを捨てるのには全面的に賛成です)
その解決法とは、運動をいつものように完璧にやるかベッドで寝ているかのような、「オール・オア・ナッシング」的な考え方をやめるというものです。
事前に「グッド」「ベター」「ベスト」の3つの選択肢を決めておき、そのなかからその日の自分に合ったものを選んでやるのです。
たとえば、私は最近1時間もエアロバイクに乗る時間がなかったのですが、たとえ十分な時間がなくても、必ず何分かはエアロバイクに乗るようにしています。
私の場合は、「グッド」は30分間軽めにエアロバイクを漕ぐ、「ベター」は45分間、「ベスト」はウォームアップから全力で漕ぐインターバル、最後のクールダウンを含めた1時間をやることです。
この3段階システムは、どんな運動でも、どんな時間や強度の制約でも使えます。
たとえば、「グッド」がスポーツジムでバーベルスクワットを数セットやってから帰宅する、そのあとで有酸素運動や別の運動をするのが「ベター」と「ベスト」かもしれません。
もしくは、「グッド」はお散歩、「ベター」はYouTubeの動画を見ながら簡単な運動をする、「ベスト」はスポーツジムに行くことかもしれません。
自分に合うものを決めてやってみてください。
Source: The Washington Post