誰しも家を大掃除するときのチェックリストを持っているはずです。
たとえば、家の大掃除、空調のフィルター交換、雨戸の取り付け、雨どいの掃除、屋外家具の収納など。
しかし、見落としている場所で、忘れてはいけないところもあります。なぜなら、そういう場所はすごく汚れていることがあるからです。
忘れられがちでも汚れていることに変わりはない場所をリストアップして今年の大掃除の計画に入れましょう。
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マットレス
人によっては、マットレスは年に1度はきれいにするもののリストに入っているかもしれません。
しかし、寝床を定期的に掃除していない人に伝えたいのは、マットレスは嫌になるほど汚れている、ということです。
マットレスは、唾液や汗、古い角質などでバクテリアが繁殖するだけでなく、何百万匹ものダニの高級住宅地でもあります。
この小さな虫たちはマットレスでどのように過ごしているのでしょうか? 人間の古い角質を食べ放題で堪能し、アレルギーの元になる可能性が高いフンを排泄し、マットレスの繊維に死骸を残して死んでいきます。
他にも興味深い事実があります。2年間使用した枕の重さの10%は、ダニとそのフンの重さです。何とおぞましい。もう吐きそうです。
掃除の仕方:
- 寝具や枕はすべてお湯で洗いましょう。
- マットレスに掃除機をかけ、染みを1つ1つ落としたら、重曹をたっぷりと振りかけます。
- 数時間放置した後、再び掃除機をかけてください。(ピロートップがない場合は)マットレスを裏返し、ビニールのカバーで保護し、新しいシーツと布団カバーをかけます。
排水溝
排水溝には、油脂、食べ物のかす、髪の毛などの一般的な汚れに加えて、カビ、菌類、サルモネラ菌、その他の潜在的な病原菌が生息しています。
これらの細菌は、時間が経つと悪臭の原因になるだけでなく、黒いバイオフィルムを形成して、排水を妨げる詰まりの原因になります。
掃除の仕方:
- まず、排水口の水抜きから始めましょう。シンクやバスタブに排水口が隠れる程度の水を入れて、数回さっと流します。
- ゴミを取り除いたら、重曹を1/2カップ、ホワイトビネガーを1/2カップ入れます(ビネガーの前に1/2カップの塩を入れるといいという意見もあります)。
- 30〜60分放置した後、熱湯で洗い流します。あるいは、バイオ系か酵素系の排水管洗浄剤を使用することもできます。
冷蔵庫裏
冷蔵庫の裏はどうなっているのでしょうか? 冷蔵庫のコイルには大量のホコリが溜まっています(さらに、カビの原因になる湿気がある可能性もあります)。
大したことじゃないと思うかもしれませんが(どうせ誰にも見えません)、時間が経つに連れて、膜が蓄積されることで冷蔵庫の冷却能力が低下し、モーターの早期故障につながります。
コイルを掃除することで冷蔵庫の寿命が延び、500ドルから2000ドルの交換費用が必要になる日が来るのを遅らせることができます。
掃除の仕方:
- まず、感電防止のために冷蔵庫のコンセントを抜きます。フェイスマスクをつけて、冷蔵庫を壁から離し、コンデンサーコイル(S字を連続的に描く金属管で、背面か底面の通気口カバーの内側にあります)を探します。
- 換気口カバーを外し、コイルにまんべんなく掃除機をかけてほこりを吸い取ります。
- 古い歯ブラシかコイルブラシを使って残った汚れを取り除きます。もう一度掃除機をかけた後、マイクロファイバークロスに酢と水を混ぜた溶液をつけてコイルを拭きます。
洗濯機
石鹸と水を回転させることが本業の家電が汚れているなんて意外かもしれませんが、実は洗濯機は月に一度は掃除をすることになっています(どうか実行してください。大変な危機に直面していますよ)。
時間が経つと、石けんのカスや洗剤の化学物質が膜を作り、洗剤の効果を薄めたり、臭いの粒子を閉じ込めたり、バクテリアを繁殖させたりします。汚れやカビ、細菌が混ざった汚れは、ドラムの縁に黒い膜となって現れます。
掃除の仕方:
- 洗濯槽に3カップのホワイトビネガー(酢)を入れ、洗濯機の一番熱い設定で水を入れます。
- 1~2分間回した後、重曹1/2カップを加えてさらに2分間回し、洗濯サイクルを停止します。
- 混合洗剤を1~2時間放置した後、洗濯機を再び回して洗濯サイクルを終了させます(残った黒い汚れを取り除くために、酢を含ませた濡れたスポンジで縁を拭く必要があるかもしれません)。
上記の見苦しい場所を今まで気にも留めていなかったとしても、大丈夫。こういう見落としがちな場所も一緒に掃除しましょう。
──2021年10月3日公開記事を一部抜粋し再編集して公開しています。
Source: EHSO, Amazon, OHMefficient