iPhoneの画面が壊れてしまうのは楽しいことではありません。私たちはほとんどのことに携帯電話を使っているからです。タッチへの反応がうまくいかないと、携帯電話を使うのが難しくなるかもしれませんし、まったく使えなくなるということもあり得ます。

そうなると、友人に連絡したり1日の計画を立てたりするのが難しくなり、仕事にさえ支障をきたす可能性もあります。

お使いのiPhoneの画面が動いていませんか? ここではその理由と、また使えるようにするためにできることをご紹介します。

なぜiPhoneのタッチスクリーンが動かないのか?

1. 物理的な損傷

iPhoneのタッチスクリーンが動かなくなる理由は、いくつかあります。最も一般的な理由の1つは、物理的な損傷です。何かにぶつかって画面が動かなくなった場合は、物理的な損傷である可能性が最も高いです。

2. 過度の熱や水濡れ

過度の熱による損傷は、実際かなりよく起こります。車の冷暖房の吹き出し口に付けるiPhone用のクリップを使用している人は、暖房をつけると熱による損傷を受ける可能性が高いです。

吹き出し口がオンになっているとは感じられず、作動中だということにも気づかない人が多いかもしれませんが、その際にiPhoneが破損するかもしれないのです。

iPhoneが動かなくなる前に塩水にさらされていたのであれば、それが損傷の原因である可能性が最も高いです。塩水は腐食性があるため、その場では問題がなかったとしても、塩水にさらされたあとの数週間、損傷が進行し続ける可能性があります

壊れているのはタッチスクリーンなのか、LCDスクリーンか確認する

iPhoneの画面には、実は2つのパーツがあります。上の部分がデジタイザ、下がLCDスクリーンです。デジタイザがタッチスクリーンで、LCDスクリーンはiPhoneの内容を表示します。

デジタイザが動かないと、iPhoneのタッチへの反応がうまく動かなくなります。つまり、画面は表示されますが、正しく操作することができません。場合によっては、画面の一部しか動かなかったり、タップするときに余分な力が必要になったりします。

LCDスクリーンが故障している場合、iPhoneは電源がまったく入らず、画面に何も表示されません。あるいは、画面がぼやけてはっきり見えなかったり、なんらかの目に見える損傷ができたりします。

デジタイザに問題がある場合、iPhoneを修理に出す前に試すことのできる対処法がいくつかあります。しかし、LCDに問題がある場合はすぐに修理業者を探す必要があります。

具体的な対処方法

1. タッチ調整を「オフ」にする

iPhoneユーザーの中には、特定のアクセシビリティ設定を有効にしていて、タッチスクリーンの動作に干渉してしまっている人もいるかもしれません。

最も一般的な原因は、「タッチ調整」です。これが有効になっていると、iPhoneの画面に不具合が生じたような状態になり、タッチスクリーンでの操作に苦労することになります

動作はしているものの正常に動いていない場合は、これが原因の可能性があります。

これが有効になっているかどうかを確認するには、「設定」>「アクセシビリティ」>「タッチ」>「タッチ調整」と進み、「オフ」にしてください。

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Image: MakeUseOf

タッチスクリーンの調子が悪くそこまでたどり着くのに苦労している場合は、Siriを起動して「タッチ調整をオフにして」と言うだけです。

または、サイドボタンを3回押せば、ほとんどの比較的新しいデバイスでは無効になります。古いものでは、ホームボタンを3回タップする必要があるかもしれません。

2. iPhoneのバックアップと初期化をする

タッチスクリーンが正常に動かない場合は、ソフトウェアに問題があるのかもしれません。これは稀なケースですが、起こる可能性はあります。

iPhoneの電源を切って入れなおしても変わらない場合、初期化する必要があります。必ずiPhoneのバックアップを取ってから行ないましょう。画面をなんらかの方法で使用できる場合は、「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」に移動します。

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Image: MakeUseOf

ここに移動できない場合は、iPhoneをコンピューターに接続して初期化する必要があります。リセット後、稀に、タッチスクリーンが再び動くようになることがあります。

iPhoneを修理してもらう場合、いずれにせよこの対応が必要になることがほとんどです。これにより、技術者が使用者の個人情報にアクセスできないようにすることができます。

修理がうまくいったかどうかを確認するためにFace IDをテストする必要もあるかもしれず、そのためにはiPhoneのロックを解除する必要があるので、最初にすべての個人データを消去したほうがよいでしょう。

3. iPhoneの画面を修理する

Apple、Apple正規修理店で修理を行なう場合

2で記述した対処法がうまくいかなかった場合、ほぼ確実に物理的な修理が必要だということです。お使いのiPhoneが保証期間内であれば、できるだけ早くAppleに修理してもらうといいでしょう。

Appleのウェブサイトにアクセスして、保証があるかを確認しましょう。AppleCare+に入っている場合、修理代が大幅に割引されます

保証期間中でもなくAppleCare+にも加入していない場合でも、上記のリンクからお近くの正規修理店を探すことができます。デバイスを修理してもらうのに最適な場所は、Apple公認の修理店です。ただし、高額になることもあります。

Apple、Apple正規修理店以外で修理を行なう場合

使っているのが古いモデルだったり、予算が限られたりしている場合は、ほかの修理先を検討してみましょう。画面修理専門店や小さな修理ショップは人気があり、なかにはわずかな価格で素晴らしい仕事をしてくれるところもあります

しかし、最高の修理を受けられない場合もあります。

また、自分で修理してみることもできますが、失敗すると損傷が大きくなる可能性があります。自分でやってみたいという場合は、オンラインでiPhone用画面を購入することができ、そのほとんどにDIYツールキットが含まれています。

4. タッチスクリーンなしでiPhoneを使う

iPhoneが動かないものの特定のファイルにアクセスする必要がある場合、まだそれも可能です。そのためには、「音声コントロール」を有効にする必要があります。そうすることで、iPhoneのバックアップや復元に役立つかもしれません。

これには、画面が少なくとも部分的に動く必要があります。動く場合は、「設定」>「アクセシビリティ」>「音声コントロール」と進み、オンにします。

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Siriが有効になっているなら、「Hey Siri、音声コントロールをオンにして」と言って「音声コントロール」を有効にすることができます。有効になると、タッチスクリーンを使わずにiPhoneにアクセスできます。

「音声コントロール」を使用するには、基本的なコマンドに慣れていなければなりません。Appleのウェブサイトには、こうしたコマンドの全リストが掲載されています。

iPhoneの画面が動かない時は、上記の対処法を試してみて

物理的損傷や熱、あるいは塩水にさらされたあとでiPhoneがタッチに反応しなくなった場合、おそらく修理が必要です。しかし、「タッチ調整」を有効にしていた場合は、それが原因である可能性もあります。

また、稀にソフトウェアの問題でタッチスクリーンが動かなくなることもありますが、初期化することで問題が解決する可能性があります

iPhoneの画面に何が起こったのかにかかわらず、デバイスを再び機能させることが重要です。私たちは今ではすべてのことに携帯電話を使用しており、使えなくなると日々の生活の仕方が変わってしまうかもしれないからです。

Image: Shutterstock

Source: Apple

Original Article: iPhone Screen Not Working? Here's What to Do by MakeUseOf