通勤時などに出会った有益な情報は、改めてじっくり読みたい…そんなときには「あとで読む」機能が便利です。ただしこれを多用しすぎると、結局は読まない記事が蓄積していくことに

あとで読むボタンを押して読んだ気になるのはもったいない、と考えている方にオススメしたいのがiOSアプリの『Alfread』です。

PocketやInstapaperなどと連携し、保存した記事の未読を防いでくれるアプリに備わったナイスアイデアを紐解いていきます。

ゴールを設定して記事読破にチャレンジ

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Screenshot: 山田洋路 via Alfread

Alfreadの仕組みを簡単に説明。まずはお使いの「あとで読むサービス」と連携します。

今後は保存した記事をすべてAlfread上で読む前提となりこちらでアーカイブした記事はPocketやInstapaper上でもアーカイブされる点をご留意ください。

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Screenshot: 山田洋路 via Alfread

次は、週に何本の記事を読むかのゴールを設定します。これまでのペースを考慮し、無理のない範囲で設定するのがコツです。さらには、時間や場所のリマインダーを設定します。

リマインダーに慣れると無視してしまいがちなので、通勤の時間や駅の場所など、アプリを開きたくなるタイミングにセットしておきたいです。アプリを開く習慣が身についたらリマインダーはOFFにしておいてもいいかもしれません。

これで、積読記事をAlfread上で読む準備が整いました!

テンポよく記事を閲覧できる!

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Screenshot: 山田洋路 via Alfread

これだけだと単にあとで読むタイミングをリマインドするアプリですが、Alfreadの秀逸な点は滑らかな記事閲覧体験にあります。表示されるカードをサクサクとスワイプして、「アーカイブ、今読む、あとで読む」を決定します。

直感的に操作できて読み込みも一瞬なので、このスピードにつられるように記事を速読している気になりました。

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Screenshot: 山田洋路 via Alfread

勢いで保存してしまった記事も、時間を置いて精査するとタイトルだけで十分と感じることも。通勤時などでは記事を読む時間的リミットが意識できるので、本当に読むべき記事が厳選できそうです。

今週、何本の記事を読んだかを視覚化してくれて、これが達成感に繋がります!

PocketやInstapaperが未読記事で溢れない工夫も

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Screenshot: 山田洋路 via Alfread

ここでまたしても、あとで読むを多用してしまうことが危惧されます。でもAlfreadなら、1カ月読まなかった記事はデフォルトですべてアーカイブされる仕様。PocketやInstapaper上はいやでもスッキリした状態が保てるわけです。

なるほど、1カ月読まなかった記事をそのあとに読んだためしがない気がします。

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Screenshot: 山田洋路 via Alfread

PocketやInstapaperに手が入るのに不安を感じる方には、ブラウザなどのシェアボタンからアプリに直接保存することも可能です。

Alfreadは、AppStoreからダウンロードできて無料で利用可能。ハイライトをReadWiseに送信するといったプロ機能を使用するには月額580円のプランへの加入が必要です。

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Source: Alfread, App Store